林 恭平

  • 立体

作品

CV

最終学歴
東京藝術大学 美術学部 先端芸術表現科 (2005年卒)

略歴
●2005年1月
東京芸術大学 美術学部 先端芸術表現科 卒業制作展「Project the Projectors 04-05 横浜」において、ビデオ作品『執拗低音』を発表
BankART Studio NYK(関内/横浜)

●2004年10月~2005年5月
視覚障害者とともに舞台作品を制作する、エイブルアート・オンステージの第一期パートナー「unipoints」の音響、技術監督を担当/舞台作品『霧状の猫』を発表
BankART Studio NYK(関内/横浜)
主催/unipoints
共催/エイブル・アート・ジャパン
協賛/明治安田生命保険相互会社

●2005年6月~2005年7月
ミュージカル『The Last 5 Years』の舞台映像を担当
台本・作詞・作曲/ジェイソン・ロバート・ブラウン
演出/鈴木勝秀
ジェイミー/山本耕史 キャサリン/Nao(rhythm zone)
スフィアメックス(天王洲アイル/東京)

●2019年12月
香十香皿デザインコンテスト2019において、「アイデア賞」を受賞
作品名:『蓮華文梵焼皿』
参考URL: https://www.koju.co.jp/contest/work2019.html

ステートメント・PR

作品タイトル:「ねじり」
技法:3Dプリントにアクリル塗装

双曲放物面や球体をベースにして、David Raup(1962,1966)や岡本隆(1988)のモデルのような、らせん構造による付加成長と複製のプロセスを施した、生物の形態形成についてのスタディです。

パターンやリズムといった、周期性についての数学的操作を複合的に用いて、形態形成についてのスタディを制作することで、「生命は、単純なかたちが、複雑な律動性を帯びることによって、形作られているのではないか?」という問いを、人々や社会に投げかけます。

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視覚的なパターンやリズムといった周期性の認知についての表現、それの展開としての無限についての表現、そして周期性をずらすことによって得られる非遠近法的な表現などの、人間の視覚を新たに拡張するような表現を探求するために、CG、VR、360°写真・映像、3Dプリントなどを用いて制作しています。

実行委員コメント

双曲放物面や球体をベースにした、らせん構造による付加成長と複製のプロセスを施した、生物の形態形成についてのスタディ。うーん、理系の頭がない僕にとって謎だらけのプレゼンテーション。いわゆるフラクタルみたいなものなのでしょうか。間違っていたらごめんなさい。有機的な立体作品や画像がとても気になるのですが、もう少し具体的な作品を見ることができれば良かったかなと思います。

金谷勉・山本あゆみ 審査員コメント

幾重にも重なる多面体の構造から生まれているにも関わらず、生物かのような有機的な表現に惹かれましたし 「素材の持つ特性」と「表現しているモチーフ」の組み合わせ方が非常に巧妙だなと思いました。 竹や和紙、革など日本の伝統的な素材や技術との組み合わせで何か一緒に新しいことが生み出せないかな?という可能性を感じました。

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