鹿野真亜朱 カノマアシュ

  • 版画
  • 絵画

作品

CV

学歴
・2001年 宮城県仙台市生まれ
・2020年 東北芸術工科大学 入学
・2024年 東北芸術工科大学 卒業見込み
受賞・活動歴
・第70回宮城県高等学校美術展(宮城県美術館)【優勝賞受賞】
・第81回河北美術展(藤崎本館7階催事場)【洋画部 入選】
・蒼龍ワインラベルコンペティションⅨ(晩翠画廊)【ヴィンテージュ賞受賞】
・第27回全国高等学校漫画選手権大会「まんが甲子園」(高知市文化プラザ かるぽーと)【宮城県代表/やなせたかし】
・第86回独立展(国立新美術館)【入選】
・第82回河北美術展(藤崎本館7階催事場)【洋画部 新人奨励賞】
・第31黒潮マンガ大賞(高知市文化プラザかるぽーと)【入選】
・OTOKO ART EXHIBITION 〜東北生活文化大学高等学校美術展・デザイン科 5期性 有志男美術展(ギャラリー専)【出品】
・東北芸術工科大学 進級展 【優秀賞】
・A4の世界展 (ギャラリー専)【出品】
・日本版画協会 第89回版画展 (東京都美術館) 【B部門入選】
・「TOHOKU POP OUT」展 (仙台PARCO本館6F・SPACE6)【町田ヒロチカ賞】
・第47回 全国大学版画展 (サントミューゼ 上田市立美術館)【出品】

ステートメント・PR

私は、主に漫画に影響を受けた風刺的表現と線的表現を主軸としたシルクスクリーンによる版表現作品を制作しています。作品の技法は、まずマットフィルムに丸ペンでモチーフを描き、シルクスクリーンの版を作ります。そして、その版をパネルに刷り、アクリル絵具で厚塗りに着彩します。そして、400番→600番→800番→1000番と耐水ペーパーで削り、画面に光沢を出した後に、最初に使ったシルクスクリーンの版でもう一度刷ることを行っています。シルクスクリーンで色面を作るのではなく、アクリル絵具で塗り込み研磨した色面を作ることで、手で塗るとは違う光沢や物質感ある画面に仕上がります。そして、その光沢ある画面にシルクスクリーンの版を刷ることで、色面が線とハマりながら、光沢によって線の表現がより強調することができます。それらの表現ができるため、私はこの技法を駆使しながら、作品制作をしています。

実行委員コメント

シルクスクリーンの技術を駆使しながら、複雑なテーマの作品を制作する鹿野さん。アニメや現代美術の影響を感じさせる作風は素晴らしく、全国各地のコンペで賞を受けているのも納得できます。これも原画作品を見ないとその迫力の半分も理解できないんだろうなと思います。ネット審査の難しいところだと思いますが、それだからこそ制作プロセスの写真や動画などがわかるアーティストサイトをリンクにつけて欲しかった。作品3点では決められないもどかしさを感じてしましました。

佐藤由基孝 審査員コメント

ポップさとシニカルさが共存した画風からは、「なにか、言いたい事があるのだろう」という意志を感じます。また、技法や素材の扱いに、独自の理論と自信を持っている点にも好感が持てます。画像ではなく、実物の絵肌をぜひ拝見したいです。

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