川島桃香

  • 絵画

作品

CV

2000年 生まれ
2023年 安田女子大学 造形デザイン学科 卒業


2021年 広島県 Web公募美術展 一般部門絵画系 特選
2021年 広島県 Web公募美術展 一般部門映像系 優秀賞
2021年 Light Art 21/22 カタエ企画賞
2022年 新県美展(第74回広島県美術展)一般部門絵画系 入選
2022年 TURNER AWARD2022 未来賞
2023年 卒業制作展 造形デザイン学科長賞


2022年 「わたしは、海に、還った。」タメンタイギャラリー鶴見町ラボ(広島)
2023年 「肉体はたましいの容れ物にすぎないのだから」安田女子大学CUBE1(広島)
2023年「じゃあ、いくか?ああ、行こう。ふたりは動かない。沈黙。」aL Base(東京)


2022年 GEISAI#21(東京)
2022年 サッカーボールアート展(そごう広島店)
2022年 造形デザイン学科第4回卒業研究・制作発表展示会
2023年 3人展「A/B」廃墟ギャラリー(広島)

ステートメント・PR

私の作品は、「他者を真剣に受け取ること」を目的に、絵画、インスタレーションによって、人間の在り方を多面的な角度から見つめ直し、世界が直面する未曾有危機の中でも変わらないもの、変わるべきでないもの、その中でも根を張り続けているものを表現しています。私たちはどう生きるのか。これは、人類が考え続けてきたことだと思います。その一つの答えとして、「他者を真剣に受け取ること」があてはまると考えています。私たちや私たちの住まう世界はどのように世界に関わっているのか、基本的なことではありますが、それぞれの違いに立ち向かうこと、これこそが「他者を真剣に受け取ること」かもしれません。偉い人が正解で、私たちが間違っていると言うことはあり得ないのだと、そもそも正解も不正解も本来はないのだということを、私は強く主張したいです。そのために、人間という概念を超えていくこと、あるいは少なくとも別のやり方で人間という概念を捉え直す必要があると確信しています。これは、人類学者のティム・インゴルドの思想に酷似しています。人類学とは、世界に入っていき、人々とともに常につくられつづける哲学です。この哲学思想を引用しながら表現を続けていくことで、私は社会や人々、現実と真摯に向き合うことができます。向き合った結果が作品として現れたのちに、鑑賞者との対峙を行い、個々人の在り方を肯定できますよう祈っています。

実行委員コメント

ものすごいエネルギーに溢れた作品に衝撃を受けました。掲出された連作「やわらかな隔絶」は、人間の欲と連動された作画から発せられるオーラに圧倒されます。インスタグラムで他の作品や展示風景も見ましたが、この3作品の迫力が素晴らしいですね。この作品を踏まえて川島さんの次回作、次の展開が気になります。インスタフォローしました。

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