鯨虎じょう

  • 立体
  • 陶芸

作品

CV

1994 東京都生まれ、東京都在住・日野市にて制作を行う
2016 多摩美術大学工芸学科卒業
2018 多摩美術大学大学院博士前期課程美術研究科工芸専攻陶研究領域修了
2019-2022 多摩美術大学工芸学科にて副手を経て助手に従事
2023- 東京工芸大学デザイン学科にて助手に従事

[展示歴・個展]
2016 「言葉なんていらない」(GALLERYなつか, 東京)
2017 「鯨虎じょう展」(GALLERYなつか, 東京)
2017「khaos」(多摩美術大学工芸棟ギャラリー,東京)
2017「やむやむ」(楽風 日本茶喫茶・ギャラリー,埼玉)
2018「ナンセンス陶芸」(ヴァニラ画廊,東京)
2022 「Amulet」(艸居,京都)
2023 「見えているものが違うからちょうどいいことがある」(DiEGO表参道,東京)

[展示歴・グループ展]
2013 「第1回次世代工芸展」(京都市立美術館別館,京都)
2014 「99人展」(ギャラリーQ,東京)
2015 「魚展」(gallery優しい予感,東京)
2015 「たまびやき」(GALLERYなつか,東京)
2015 「ハロウィンウィーク」(横浜元町ショッピングストリート,神奈川)
2016 「多摩美術大学工芸学科卒業制作展」(青山スパイラルガーデン,東京)
2016 「第2回瀬戸・藤四郎トリエンナーレ」(瀬戸市美術館,愛知)
2016 「第52回神奈川県美術展」(神奈川県民ホール,神奈川)
2017 「SICF18」(スパイラル 3F,東京)
2017 「第53回神奈川県美術展」(神奈川県民ホール,神奈川)
2018 「ヴァニラ大賞展」(ヴァニラ画廊,東京)
2018 「多摩美術大学 修了制作展」(多摩美術大学工芸棟,東京)
2018 「MONSTER EXHIBITION」(渋谷ヒカリエ,東京)
2018 「第54回神奈川県美術展」(神奈川県民ホール,神奈川)
2018 「アジア現代陶芸展2018」(弘益大学現代美術館HOMA,韓国・ソウル)
2019 「鯨虎じょう・安田萌音」(現代美術 艸居,京都)
2019 「Open to Art. Ceramic Award 」(イタリア)
2019 「タマビ助手展’19 POLY-」(多摩美術大学アートテイク,東京)
2019 「いい芽ふくら芽」(松坂屋 名古屋店,愛知)
2019 「アートのチカラ」(伊勢丹 新宿店,東京)
2020 「KOWAII展Ⅹ」(新井画廊,東京)
2021 「トッテのある形3」(ギャラリーヴォイス,岐阜)
2021 「Swquence KYOTO GOJO 空間における視覚体験」(Swquence KYOTO GOJO,京都)
2021 「Transfiguration」(艸居リスボン,ポルトガル・リスボン)
2022 「多摩美術大学助手展」(多摩美術大学アートテイク,東京)
2022 「『明州問陶』2022寧波国際(中・日・韓) 現代若手陶芸家作品展」(中国港口博物館,中国・寧波/LEE'S WORKSHOP,韓国・京畿道)
2023 「きおくのかたち」(YOD TOKYO,東京)

[アートフェア]
2019 「Design Miami 2019」(マイアミビーチ・コンベンションセンター,マイアミビーチ・フロリダ・アメリカ,艸居より出展)
2020 「Asia Week New York」 (アメリカ,艸居より出展)
2020 「KOGEI Art FAIR Kanazawa 2020」(オンライン開催,ルンパルンパより出展)
2021 「ART@DAIMARU」大丸京都店(京都,艸居より出展)

[受賞・入選歴]
2013 第1回次世代工芸展 入選
2016 第2回瀬戸・藤四郎トリエンナーレ 入選
2016 第52回神奈川県美術展 工芸部門 美術奨学会記念賞
2017 第53回神奈川県美術展 工芸部門 入選
2018 第54回神奈川県美術展 工芸部門 入選
2018 第6回ヴァニラ画廊大賞 大賞
2019 第3回瀬戸・藤四郎トリエンナーレ 入選
2019 Open to Art. Ceramic Award ファイナリスト

ステートメント・PR

私の作品制作の発端は、幼少期から虐待をされてきた実母から自分を守ることであった。
日々繰り返されるアイデンティティの否定の中で、自分の過ごしてきた時間・出来事全てを
可視化することで不安を安心に変えたいと意識した。
その後、自身の唯一の家族であった飼い猫と実母の立て続けの死をきっかけに、
作品素材のセラミックに石、ガラス、金属、化粧品のファンデーション、遺骨、遺灰など、
身の回りにあり、陶芸窯で焼いても形が残ることを条件にした様々なものを取り入れるようになる。
陶芸を媒体に、細かい模様を描き続けることや、微細な粒を集積すること。
それらについて、焼き物という原始的かつ半永久的にほとんど劣化せず残る素材で残すということが極めて重要と捉える。

実行委員コメント

メタセコイア23展示にご参加、ありがとうございました。ステートメントを読むと「焼いても'のこる’」という言葉から、「死」を連想するのですが、出来上がる作品がどこかサンゴ礁のような奇妙でもあり美しい姿に、「生」を感じられて救われる気持ちになります。「のこる」という言葉一つに、多角的な思いや考えが詰まっていて悶々と考えさせられました。一粒作っては硬化を待ち、また一粒を積み重ねていく制作のアプローチも「人生」「生きる事」を連想させる作品だと感じました。

服部滋樹 審査員コメント

様々な素材が集まり、単体ではあり得ないだろう質量観を感じました。

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