小山ひとき

  • 写真

ウェブサイト

https://hitokikoyama.com

作品

CV

略歴

小山ひとき -Hitoki Koyama-
1981年 岐阜県生まれ
2013年 フィルム写真を撮りはじめる
2022年 暗室で制作開始

個展 Solo Exhibitions
2023 「結晶写真」 DOUBLE TALL ART & ESPRESSO BAR、東京
2021 「発露の方角」 名古屋栄三越、愛知
2021 「架空のセルフポートレート 」 ビッカフェ、岐阜
2018 「010001010 -或る日の明滅-」 動画上映 IIIrd Place、愛知
2017  「架空のセルフポートレート」 Gallery40、愛知

グループ展 Group Exhibitions
2023 「JAPAN PHOTO AWARD Vol.10 + INTUITION」 HOTEL ANTEROOM KYOTO Gallery 9.5、京都
2022 「サマーアートフェスティバル」 名古屋栄三越、愛知
2022 「アートのるつぼ展 PARTⅢ」 DOUBLE TALL ART & ESPRESSO BAR、東京
2021 「三越美術特選会」 名古屋栄三越、愛知
2021 「CREATOR & ARTIST WEEK 若手アーティストフェア」 名古屋栄三越、愛知
2019 「Photo × Art Field Sprout 2019」 セントラル画材アートギャラリー、愛知
2019「ひとが苦手」2人展 ARTS GALLERY NAGOYA、愛知
2018 「cells -photo-vol.2」 DESIGN FESTA GALLERY、東京
2015 「神様は直接見てはいけない」3人展 ロジガレモコト、愛知

受賞 Awards/Honors
2019 清流の国ぎふ芸術祭「第2回ぎふ美術展」写真部門 入選
2018 「Photo × Art Field 2018」審査員賞受賞(審査員 水谷イズル氏)

作品掲載 Media and Publications
2023 JPA MAG「JAPAN PHOTO AWARD & INTUTION 2023」
2023 WEB「IMA ONLINE」

ステートメント・PR

=ステートメント=
私たちが生きる世界には、目に見える「現実」のみならず、各々の心に映し出される「原風景」や「心象風景」が存在します。私は写真に写る現実の中に、原風景や心象風景を更にレイヤーとして重ねることで「現実を拡張する」ことを試みています。

フィルム写真を手焼き現像し、フォトグラムやソラリゼーションという技法を用いて暗室で制作を行います。美術史において、フォトグラムやソラリゼーションといった技法は、クリスチャン・シャド (Christian Schad, 1894-1982)やマン・レイ(Man Ray, 1890-1976)等、多くの作家によって使用されてきました。手焼き現像のプロセスでは、作家自身がコントロールできない偶然性が生まれ再現不可能な唯一の写真が作られます。

これまでの技法では、多重的に写真を重ねる、異なる写真を合成する、物理的にものを印画紙の上に置くなど多様な方法で作品が作られてきました。私はこの「時間」と「光の記録」という既存の次元に加え、「自分自身の原風景」という新たな次元を重ねることで、現実に新しい次元を描き出します。物理的な次元から離れ、原風景を主軸としてマテリアルや描く対象を決めました。私にとっては、子供の頃に見た宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」のアニメーションがアートの原体験です。

写真をAIやデータで再現ができる時代でも、人々が持つ多様な考えや記憶は鉱石のように時間をかけて蓄積された再現不可能な唯一のものであり、マテリアルとして使用することができます。私は、記憶のオリジナリティを写真にレイヤーとして重ねることで、人とアナログ写真でなければ描けないものを「写真」に残しています。

現在では、スマートフォンやアプリ、メタバースなど多様なコミュニケーションが存在し、24時間いつでも誰かと繋がることが可能となりました。コミュニケーションの網から離れ、1人になったとき、自分の内側にある静かな本質が立ち現れ、新しいコミュニケーションの形が生まれていく。
暗室に像を結ぶ光のように、それぞれの生命の輪郭を捉え、描き、その唯一無二の存在を浮かび上がらせることが私の使命であると考えています。



=作品について=
私はアナログ写真の作品を制作しています。
2022年からは「結晶写真 -Crystal Photographs-」シリーズの制作開始。フィルムカメラで撮影した写真を使い、暗室で世界に1枚だけの作品を作っています。切り貼り等を行わず、暗室の中で石や植物などを使い、1枚の印画紙の上で写真を作り上げます。印画紙にフィルムカメラで撮影した写真を焼き付ける際に、偶然起こる現象が作品の重要な部分です。そのため、作品は2度と同じ姿になることはありません。

実行委員コメント

フィルム写真を手焼き現像し、フォトグラムやソラリゼーションという技法を用いて暗室で作品を制作するという小山さん。たしかにマンレイのシュールな写真作品を連想させてくれますね。デジタル全盛の現在、暗室にこもって作品制作するプロセスがかえって新しいし、そこから生まれる作品はたくさんの情報が詰まっていると思います。制作の過程が見えるインスタグラムが面白いですね。

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