Masaki TANI

  • インスタレーション
  • パフォーマンス
  • 映像
  • 立体

ウェブサイト

https://www.masaki-tani.com/

作品

CV

兵庫県神戸市出身。静岡大学 大学院 美術教育専修 修了。2012-2017までを静岡で活動し、静岡県立美術館 実技室 インストラクターを務める。2018は京都にあるSANDWICHでPixCell制作チームに所属し、作品制作のアシスタントを担う。現在は神戸市へ拠点を映して運動療育・芸術療育を中心とした放課後等デイサービスを運営する。芸術と教育の場の融合を主題において、作家活動とワークショップを各地で行っている。

2019  第65回全関西美術展 入選
2020 インターナショナルビーズビエンナーレ2020ひろしま 入選
2021 第2回 丹波アートコンペティション 入選(入賞候補)
2021 かけがわ茶エンナーレ2021 招致作家
2021 UENO芸術祭KENZAN rittai_art 彫刻作品出展
2021 UENO芸術祭KENZAN comtemporary タブロー作品出展
2021 KENZAN 2021 彫刻・写真・タブロー作品出展
2021 Art live Kobe アートフェア 入選
2021 Any Kobe withe Arts アートフェア 入選

ステートメント・PR

「すべての存在は、別の世界や次元から見ると何か別のものを形作るための支持体(材料のようなもの)としても存在する」私はこの思想を支持体論と呼んで、制作活動の根幹としています。これは目の前の物や現象、自分の身体や精神までもが、実は何かを形作るための材料のようなものであり仮の姿なのだ、という考え方です。その何かとは我々が知覚認識する枠組みの外にあるものであり、本来それを知ることはできないでしょう。しかし世界のあらゆることについて「知らないから存在しない」や「存在しないから知らない」という見方だけで、全てを捉えていると考え行動することは将来性を欠いていると思われます。予測不可能なできごとや未知の現象と、これまではもちろん、これからも私たちは関わり続けるでしょう。そうした中で私は、目の前の事物が自分の目と手の中では絶対的にそこにあったとしても、はたして本当にそうであるのだろうか、という疑問を抱いたのです。私が捉えられる範囲では絶対的なこととして存在し続けるものであっても、その範囲外においては仮設的にしか存在しえないものなのかもしれない。そうであるなら、私の作品を見る者が作品体験を通して、目の前の存在や現象などを全く別のものを形作る他の存在としても見ることができるような、認識の広がりを生み出すことはできないだろうか。そしてこの広がりこそがアートとしての創造性の新たな地平線となり、また人々の創造性そのものとなるのではないかと考えながら制作をしています。ストテキストテキスト

実行委員コメント

「遠隔型マルチチャンネル・ヴィデオ・インスタレーション」と題された、パフォーマンス映像。まるで巫女さんのような出立ちで登場する演者とビデオフィードバックが呼応し、流れるようなパフォーマンスが展開されています。コロナによるソーシャルディスタンス、グローバリズムにも言及されておられますが、さまざまな場所でこの映像を共有する人がいて、遠くにいながら繋がっていくことを想像すると、このパフォーマンスが今の時代に行われた大きな意味を感じることができます。

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