MIKI OHNO

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作品

CV

2005年頃から会社員として勤務するかたわら独学で制作しています。
教育機関での履修歴や受賞歴はありません。
鬱状態が長く作家としての自信や自覚が欠如しております。
制作という生きる力を持続させるために応募いたしました。

ステートメント・PR

鉱物の断面や陶器の焼き上がりなど、物体の表面に偶然現れる小宇宙の景色や透明感を伴う重層的な質感に長年とりつかれてきました。貴石、ガラス、また自然界では氷の溶けかかった湖面などを鑑賞するのに飽き足らず、自らその景色を目前に創出したいと試行錯誤するようになりました。
偶然の産物であるかのように、時の経過や化学変化で生じた奥行きを感じさせ、そこで生息したいと思えるような景色を作り出すことを目指しています。人為的な筆致が残らないよう、和紙を指でちぎって樹脂でほぐしながら貼り付ける方法へ行き着きました。紙と樹脂しか使わないアナログ技法ですが、これが正しいと感じられる状態が立ち現れる瞬間まで、何層も和紙を重ねては質感と色彩を調整します。

今回お見せする架空の惑星たちを鑑賞するときには、重なり合うレイヤーの奥へ目を向けたり、あるいは並行的に視線を走らせてどこか遠い国へと想いを馳せます。遥か彼方の知らない国や別の惑星といった空間軸と、地球人類の一員として覚えのある過去の集団的歴史や個人の胸中に息づく悲しい思い出、どこかの誰かが(あるいは何かしらの生物が)未来に味わうであろうこのうえない幸福、などという想像の時間軸が交差することで、一瞬が永遠のようにも感じられます。惑星のミニチュアとして時空のゆらぎを感じながら鑑賞して頂きたいです。

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