瀬崎 百絵

  • イラスト
  • 絵画

作品

CV

Artist/Illustrator
1992年生まれ。東京都出身、埼玉県在住。
「強い女性」をメインモチーフに、ポップでありながら一筋縄ではいかない、独自の世界観を表現している。アートとイラストレーションの境をボーダーレスに飛び越えながら活動中。趣味は音楽鑑賞、映画鑑賞、飲酒。

【受賞歴】
「Human Museum 2019」佐々木悟郎マイスター賞
「UNKNOWN ASIA 2021」木村宗一郎レビュアー賞
「UNKNOWN ASIA 2022」イープラス スポンサー賞・スギマエマサト賞・とみたあきら賞

【主なお仕事】
・月刊サイゾー2020年3月号 扉絵
・アイウェアブランドKOMONO コラボレーションアートワーク
・美術雑貨店VINYL コラボレーショングッズ
・Rin音Tour2022 大阪公演メインビジュアル
・イープラス大阪支社営業部 名刺似顔絵

【来歴】
<個展>
◆2019年
百絵展 -HAPPY (birth) DAY-  TAMBOURIN GALLERY(東京)
百絵展 -HAPPY (birth) DAY- Vol.2   尚美学園大学(埼玉)
◆2022年
THE MUSIC COMPLEX & WASTEDNESS  PULPLISM(東京)
◆2021年
〇〇おじさん大辞"展"  MOUNT(東京)
◆2023年
Trip Mix Juice excube(大阪)

<グループ展>
◆2019年
TAMBOURIN GALLERY Final Presents FANTASTIC DAYS 2019  TAMBOURIN GALLERY(東京)
◆2020年
Human Museum 2019 Meister's choise group exhibition Popularity GALLERY & STUDIO(東京)
メランコリー山手線  VINYL(東京)
◆2021年
「いんすぴ」これやん展Vol2.後期  パークホテル東京(東京)
◆2022年
ふたつ/2  TETOKA(東京)
YOU WANT SOME? OSAKA展  SKiiMa(心斎橋PARCO/大阪)
YOU WANT SOME? TOKYO展  Studio 4N / Four Nation(東京)
SQUARE SPACES VOL.3 Key Terrace Hotel Seamore(和歌山)
UNKNOWN ASIA EXTRA 2022 ダイビル本館(大阪)

他多数

ステートメント・PR

【コンセプト】
切れ長の目の女の子をメインモチーフに制作しています。活動当初より「女性を描きたい」という気持ちが強く、女性像を考えるときには必ず「アジアンビューティーな目元」が浮かびます。
絵を本格的に始める前、自分の純日本的な顔にコンプレックスがあったのですが、日本人初のパリコレモデル「山口小夜子」さんを知り、アジア人らしい美しさに目覚めることができました。また山口さんにも当てはまる「媚びない美しさ」に強い憧れを感じ、クールで強い、自らが理想とする女性像を確立させるベく日々錬磨しています。
それとは対照的に色選びではポップで明るいカラーを好み、アメリカやヨーロッパからの影響を強く受けています。先にデジタルでカラーリングを入念に計画しますがその際、いかに第一印象で心をキラキラさせられるか、また、美味しそうなカラーリングであるかを熟考し設定しています。
アナログ原画の表面はとにかくフラットに、綺麗な塗りを意識しています。メディウムを混ぜた絵具を何度も重ね、必要以上に筆跡が残ってしまった際にはヤスリで削るなど工夫をし、「物としての価値」を大切に制作しています。

【作品解説】
今回エントリーした3作品は2023年7月29日〜8月13日に開催された大阪個展「Trip Mix Juice」で展示した最新作です。
異なる時代背景とオーディオ機器の変容を軸に、音楽をトリガーとしてトリップ状態に到達した女の子を描いています。
アナログ作品はアクリルガッシュを用いて制作しており、本作も同様です。
今までは背景がベタのシンプルな絵を多く手掛けていましたが本作は主人公を取り巻く環境を大切にし、絵の外の世界をより意識して描きました。モチーフ選びも慎重に行い、時代考証にも力を入れたので、ぜひ細部までご覧いただけたら幸いです。


【活動】
アナログ作品の制作と展示活動を中心に行なっております。
お仕事にはiPadを用い、デジタルでの納品をしています。クライアント様曰く、一見してアナログとデジタルの差がわからないとのことです。
作家活動とクライアントワークはどちらも楽しんで取り組ませていただいています。これからより広がりのある活動ができればと思い、エントリーさせていただきました。
何卒宜しくお願い致します。

実行委員コメント

吊り目のキャラがアイコンになっている瀬崎さんの作品、どんなフェアやグループショーに出ていても一発でわかる存在感がありますね。excubeの個展ではそのキャラに加え、80s感を前に押し出して、さらに新しい可能性を探ろうとしていることが伝わりました。個人的には、絵の要素をもっとシンプルにこの吊り目キャラを最大限に活かせる画材、テクスチャ、サイズなどを研究してみたらどうだろうかと、思います。

水野智弘 審査員コメント

少し毒があって、一度見たら忘れられない作品ですが、今回は背景やモチーフが描かれており、世界観がより明確になっていたと思います。瀬崎さんの描く女の子はインパクトが強い分、背景がベタな作品よりも、描き込まれている方が魅力が増すのではないかと思いました。

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