作品



CV
言葉にする事が苦手な私の分身である「FOPPISH GIRL」という名の女の子だけを、白と紺の世界に1997年からずっと描き続けている。
わたしは彼女達と共に記憶を記録する。
2012年/第15回岡本太郎現代芸術賞展/川崎市岡本太郎美術館/神奈川県
2016年/池袋アートギャザリング2016/岡三証券池袋支店/東京都
2016年/個展/GALLERIA HILKKA/フィンランド・ヘルシンキ
2017年/ゲンビどこでも企画2017入選作品展/広島市現代美術館/広島県
2020年/京都国際映画祭クリエイターズファクトリーアート部門/祇園花月/京都府
2017年より「笑顔プロジェクト」をスタートし、子ども病院や児童養護施設への作品寄贈やNPOレッドリボンとのコラボ企画をし、笑顔発生活動を展開中。
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タイトル:FOPPISH GIRL-絶望と希望の狭間で見えた明日-
言葉にする事が苦手な私の分身、FOPPISH GIRL。紙袋を被り決して顔を見せない彼女は、私の心の代弁者。いつだって彼女と向き合うときには、恥ずかしい姿や素直な自分の心をさらさなくてはいけない。暗闇を迷いさまよう私にかすかな光を気付かせ、奮起させ明日へと向かわせてくれる存在だ。自由気ままに動き回り、いたずらばかりしているように見える彼女たちの姿は、私の生きている時間を共有すると共に見える景色・社会を投影してもいる。
ふと立ち止まり自分を見た。そこは恐怖や苦難が潜んでいる現代。日々の中で抱える不安と、我々はこれからどう向き合うのか。厳しい状況の時には周りを見る余裕はなくなるけれど、すぐ側には喜びやキラキラとした希望が隠れている。その光を見逃さず、明日を掴むのだ。
言葉にする事が苦手な私の分身である「FOPPISH GIRL」という名の女の子だけを、1997年からずっと描き続けているというCHIEさん。袋をかぶったような、年齢も性別も不詳なキャラクターをきっと「FOPPISH GIRL」と呼ぶのでしょうね。描きも描いたりの「FOPPISH GIRL」ワールド。インスタグラムの「FOPPISH GIRL」は、「NO WAR」のプラカードを持ったり、「お肉食べたい!」って言ってみたり。自分の主張があってとても良いキャラクターです。