Kakeru Nishigaki 西垣 翔

  • 絵画

ウェブサイト

https://www.morethanhead.com/

作品

CV

1994年 出生。京都府出身
2022年 独学で会社員をしながら絵を描き始める
2022年 第4回全日本芸術公募展 入賞及び入選 並びに大賞入賞者展
2023年 第4回Gates Art Competition 入選
2023年 ARTabi2023 入選
2023年 第1回 NYアートインキュベーション公募 佳作

ステートメント・PR

私はコーヒーの廃材である麻袋をキャンバスにポップでシュールなキモカワ生物を描いています。
サスティナブルに着目し、廃材でアートを作り→購入してもらい→利益をコーヒー関連、環境に還元し循環するアートワークを目指す。

■なぜコーヒー麻袋なのか
自身はコーヒーの輸入から加工販売まで行う会社に勤める会社員で、コーヒーの廃棄物の多さ、近年のサスティナブルについて考えさせられる。
環境問題はコーヒー業界にもあり「コーヒー2050年問題」という深刻な問題があります。これは簡単に言うと、日本で流通する種の大半のコーヒーが飲めなくなる可能性があるということです。ゴミの廃棄などにより地球温暖化が進むと栽培地域を失い、他の森林を伐採し、更に地球温暖化が進み…と悪循環のサイクルになっています。
日本ではオシャレで簡単に飲める印象のコーヒーですが、裏ではコーヒーの粉、焙煎時の二酸化炭素などの煙、麻袋など、廃棄物が多く環境にはあまりよくないのが現状です。
そこでキャンバスの素材自体も麻が多いので、麻袋で描いてみようとしたのがきっかけです。

■なぜキモカワな生き物なのか
このまま進む未来の生き物たちは歪んだ環境により変化を遂げ少しいびつな姿をしています。

一見気持ち悪いが、ポップでとっつきやすいキャラクターで絵に好感を持ってもらい、そのキャラクターの意味や麻袋の意味を感じていただくことで、環境への周知もできます。
廃棄物を利用し、利益を還元し、またそんな活動が広まると絵の購入者も価格が上がる、このようなサイクルを生み出し続けることが現代の、またこれからの「アート」だと考えます。

実行委員コメント

コーヒーの麻袋を使ったサスティナブルなアート作品。コーヒー業界のお仕事をされておられる西垣さんならではの説得力です。麻袋を木枠に貼り込み絵の具でもりもり描いていくTIKTOKを使ったプレゼンがとても面白く、全部見てしまいました。特に熊さん、カエルさんの絵が素晴らしいと思いました。麻袋の厚みもとてもいいですね。原画を見てみたいと思いました。

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