松浦知子

  • 絵画

作品

CV

松浦知子(まつうら ともこ)
1992年生まれ。大阪府堺市出身。
大阪芸術大学美術学科版画コース卒業。アトリエe.f.t.勤務。
その辺にいそうな青年をモチーフに絵や立体作品を制作する。


個展歴
2018年 「わかりあえない」iTohen
2022年 「花をもって」アトリエ三月
2023年 「カレンダー」ギャラリー住吉橋

主な展覧会歴
2019 年 「SICF20」スパイラルギャラリー
    
「UNKOWN ASIA 2019」グランフロント大阪
     企画展「ANOTHER THE ALTERNA」gekilin
2020 年  企画展「SCvol.16 NEXT→」 アトリエ三月
2021年 「新感覚ストア」 古着屋JAM
「第24回1_WALL グラフィック展」 ガーディアン・ガーデン
     「OSAKA LAUGH &ART 2021」 大阪中央公会堂
2022年 「新感覚ストア」 MITERI
     企画展「jump in 《生活》 LAUGH & PEACE GALLERY
「OSAKA LAUGH &ART 2022」 大阪中央公会堂
「チャリティー企画展 Lucky Cat」 ガーディアン・ガーデン
2023年 「STAND art PARK」NU茶屋町4階 STAND PARK

     
受賞歴
2021年 「第24回1_WALLグラフィック」 ファイナリスト
     「パーカー・コレクション」SUBARU賞
2022年 「白T VS 黒T展」ギャラリー住吉橋賞

ステートメント・PR

私にとって作品を作ることは自分へのセラピーだったり、自分の好きなものへ対する愛情表現だったりします。
それをなるべくカッコつけず、純度100で表現したいということです。

1枚目の丸がたくさん描かれている絵は丸の中に友達と遊んだときの写真を元に絵を描いています。
背景は布団です。
これは寝る前に「今日も1日楽しかったな〜」としみじみ思う時間が好きで絵にしたいと思いました。
楽しかったことを思い出しながら絵を描くとその思い出が自分の中でより強く残っていく感覚があってそれを人と共有したいと思いました。

2枚目の顔の作品は本音を人に話すことが苦手ですぐふざけたり誤魔化してしまうのですが、それでも別にいいよね〜という感覚を表現しました。パネルの真ん中を四角く凹ませていてそこにレジンを流し込んでいます。

3枚目の作品はトレーシングペーパーの両面に水彩絵の具で絵を描いています。表から見ると裏面の絵が写って絵が見にくくなっています。そんな絵を9枚糸で繋いで垂らして展示します。
自分の気持ちを絵と言葉で表現しているのですが、とくに言葉は面と向かって人に言うには少し恥ずかしいような直接的な言葉を使っています。それを両面に書くことで絵や言葉が見えにくくなるのを狙っています。パッと見ただけでは伝わらないけど、よく見ると色々描いてあって「伝えたいけど、ちゃんと自分と向き合ってくれる人にしか伝えたくない」という気持ちを表現しています。

実行委員コメント

以前UNKNOWN ASIAで少年をテーマにした立体作品で参加されていましたよね。作品よく覚えています。身近な人たちをテーマに人物画にフォーカスして作品を制作する姿勢は一貫していて、目の前にいる人というリアリティに溢れています。その人に言葉では伝えづらい気持ちを絵に表現するという思いも丁寧に描かれた人物からストレートに伝わってきて好感が持てます。

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