三好真弓

  • 絵画
  • レコメンド鍛冶周作

作品

CV

2001年 武蔵野美術大学造形学部日本画科卒業

個展
2005年 京橋 ギャラリー椿GT2、東京
2005年 岐阜駅アクティブG県民ギャラリー、岐阜
2008年 ギャラリー水無月、岐阜

グループ展
2018年1月 ビエンナーレ武蔵美HYOGO 2017、兵庫 、新人賞
2020年3月 ACTアート大賞展 アートコンプレックスセンター、東京
2021年4月 ACTアート大賞展 アートコンプレックスセンター、東京

ステートメント・PR

山奥で育ちました。
山や田んぼの風景を見ていると、その表面からスーッと中に入っていって、見ている風景いっぱいに自分が拡がる感じがしました。大きな岩の上から向こうの森や谷を眺めるのが楽しみでした。けれど、小学生の時にビルやガードレールばかりの町に引っ越してから、とたんに風景の中に入れなくなりました。それらの表面が私を跳ね返すのです。
この時代の中でまわりを見るということ、感じるということはどういうことなのか。今は風景は「ただそこにあるモノ」という思いが強いですが、入っていけない風景を異様に感じた小さい頃の戸惑いを思い出しながら描いています。

審査員コメント(鍛冶周作レコメンド)

山の造形がとても好きなんです。 独特の配色と佇まいがいいですねー。抽象性も感じられ想像が広がります。ずっと観ていたいです。

実行委員コメント

「山奥で育ちました」といきなり自らのことを紹介する三好さん。「landscape painting」と題された風景画のシリーズは、確かに山の中の切り立った崖や、澄んだ湖、森などが描かれていますが、ピンクと緑という大胆な配色によって、それが特別な風景のように思えてきます。現在は都会に住んでおられることもあいまって、三好さんが子どもの頃に感じた、風景に対する「畏敬」のようなものが作品の中に現れているようにも感じます。JIKAN Design 鍛治周作さんレコメンド。「ずっと観ていたいです」というコメントがいいですね。

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