森綾乃

  • 絵画

作品

CV

《Biography》
1990年大阪府生まれ
2012年大阪芸術大学 芸術学部 美術学科油画コース 卒業
2014年多摩美術大学大学院 博士前期課程 美術研究科油画専攻 修了
京都在住 
シェアアトリエ/スタジオハイデンバン所属・制作

《Collection》
2022年 株式会社BRASS(愛知)/株式会社河合電機製作所壁画(愛知)
2020年 アトールテラス鴨川(京都)
《Solo Exhibition》
2023年「ハナせらソ」(KAZE ART PLANNING/大阪)(&ISLAND /大阪)
2022年「ユイゆシス」(galleryMain/京都)
2018年「結び」(Lights Gallery/名古屋)
2017年「はさぶらん」(ギャラリー風/大阪)
2016年「絡まりあえば」(ギャラリー風/大阪)「温感」(ギャルリー東京ユマニテbis/東京)
2015年「呼応するとき」(ギャルリー東京ユマニテbis/東京)
《Exhibition》
2023年「ナニカの気配」(京都岡崎蔦屋GALLERY EN WALL /京都)
   「未生空間Ism 宝塚展2023」(’22’21’20) (宝塚市立文化芸術センターサブギャラリー/兵庫)
2022年「blue in heaps 」森綾乃×牧田紗季 (s+arts/東京) 
2021年 「s+arts summer exhibition」(s+arts/東京) 
2020年 森綾乃×松島康貴 2人展 A∩B (Lights Gallery/名古屋)
2019年 白を愉しむ二人-高田光治×森綾乃 (あべのハルカス近鉄本店/大阪)
2015年 VOCA展2015 -現代美術の展望-(上野の森美術館/東京)
《Art Fair》
ART OSAKA (’23’22/’21’18/’17/’16/’15)(大阪) ART NAGOYA(’21/’20) (名古屋)  ART in PARK HOTEL TOKYO 2019 (東京)
ART FAIR ASIA FUKUOKA 2019(福岡)ART FORMOSA 2019('18)台湾  KIAF 2017 /ART SEOUL(韓国)
《Other》
2021年ラジオ出演FM802 ROCK KIDS 802 -ochiken goes on-
FOLK FOLK クリエイターズワーケーション(三重県伊勢市)
2017年 Independent TOKYO 2017  (山本美知子賞/Shonandai MY Gallery) (房彦文賞/G.Gallery) 
2013年 第28回ホルべイン・スカラシップ奨学生

ステートメント・PR

のびやかにだらしなく

いつまでも完成しないように、あるいは完成したくないように描かれる
開放的な表現、完成を拒絶するその自由闊達な画法をゴヤ風に言うと
”ロス・カプリチョス"”
 
気のむくままにの精神のいかにも現代的な表明にほかならない。
 
 
 
 
 
空間に魅せられて
その大きな存在の、何気ない気配と向き合う時間を大切に
刻々と流れる一瞬の息づかいを静止画として、切り取るようにキャンバスに描き留めます。
 
絡まり、ぐちゃぐちゃ、もつれる、とぎれる、きえる
であう、つながる、なびく、かさなる、こぼれる、ふしだらな、気まぐれ。
 
 
 
描くのではなく触れる、赤い点を添えて。

布をレイヤー状に何層にも重ねては描き、重ねては描きを繰り返す
偶然と必然の狭間に揺れるもの、そっとすくいとるように



そうやって空間と向き合い、追いかけています。
それ自身が主張するのではなく、感じてほしい             いい意味で向き合わない絵画
 


ありのままの、のびやかにだらしなく
理屈やことばを超えたずっと奥深くまで潜り込みたい

どこまでも媚びない自由な空間を
  
 

実行委員コメント

メタセコイヤ23参加ありがとうございました。幾重にも重ねられた布から透けて見える風景、小さな赤いドットの雄弁。ミニマルであり、女性的でもあり、たくさんのコンテクストが内包されていて、森さんの作品はデジタルの画像では絶対にわからない美しさやストーリーがあり、それこそが森さんの作品の魅力だと思います。ミニマル、抽象アートに造形の深いYOMAFIG 牧野圭 賞。これからさまざまな場所で森さんのアートが見られることになりそうですね。

牧野圭 審査員コメント

作品を拝見してシンプルにとても好きだったので選出させて頂きました! 空間の気配や向き合う時間を画面に描き留めているいらっしゃるとのこと。いわゆるレースという洋の素材で表現されていると存じますが、「奥の気配を緩やかに感じさせ、奥の光を優しく拡散する」感覚は障子に近い印象を受けました。また、布の重なりに注目すると、日本の重ね色目と西洋のドレスなどの文化的な対比にも思いが至ります。

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