NIM

  • 絵画

ウェブサイト

https://tudukeru.org/

作品

CV

2018.10 アクリル画を描き始める
2019.03 台日芸術博覧会2019に出展
2019.11 フランス・パリ『サロン・ド・アール・ジャポネ2019』にてグランプリを受賞
2020.04 美術屋百兵衛No.53に掲載
2021.12 『CASIE ARTIST AWARDS 2021』にて年間最多作品登録賞、年間最多作品レンタル賞を受賞。
2022.2 『CASIE アートコンテスト 2022 vol.2』 入賞
2023.6 ART & CITY AWARD (presented by シエリアタワー中之島)にてグランプリを受賞
2023.6 シエリアサロン大阪梅田ライフデザインミュージアムにて個展開催

ステートメント・PR

Main concept
私の作品は「真実」をテーマの主軸に、ホオズキをアクリル絵具で描いています。
ホオズキの花言葉は嘘や偽りというネガティブな表現をされています。
それなのに何故、ホオズキをモチーフに選んだのかというと私はホオズキを嘘や偽りだと思っていないからです。むしろその逆で、真実を表していると思っています。ホオズキの実は、枯れると葉脈だけが残り中の丸い実が丸見えになります。これこそ、隠し事のない、真実を表している姿ではないでしょうか。現代社会は混沌さを極め、何が真実で何が嘘なのかもわからない時代になってしまいました。こんな時代だからこそ自分の心に正直に生きる大切さをホオズキを通して表現しています。

左)ホオズキ【真偽】アクリル キャンバス F8号 2023年7月作成
光と影、陽と陰、真と偽、白と黒、赤と青、良と悪、喜と悲、得と損 、好と嫌、etc...など対比を強く意識して描いた作品です。世界は対比で構成されていてその中間点に自分の心(意思)があって、無意識にどちらかを選択してこの世に存在していると考えています。客観的に見てどちらが正しいという選択ではなく、自分にとって正しいと思える生き方を選択する「覚悟」が大切なのでは?という想いを込めた作品です。

中)ホオズキ【正】アクリル キャンバス F60号 2021年6月作成
背景の灰色と黒の円のパターンは世の中の様々な情報を表しています。正しい情報なのか嘘の情報なのかわからない世の中で最後に信じられるのは自分自身の心だけである。ホオズキの真ん中の丸い白い実は自分の心を表しています。周りの情報に流されるのではなく自分自身の考えを信じる事の重要さを表した作品です。

右)ホオズキ【花魁】アクリル キャンバス F15号 2022年3月作成
女性の美しさ、優しさ、強さ、弱さ、朗らかさ、豊かさみたいなものを表現しました。女性らしさを考えた時に頭に浮かんだのが花魁の姿でした。花魁とは吉原遊郭の遊女で位の高い者のことを言います。18世紀中頃の世のことなので現在よりも男性を尊重し女性を軽視する傾向が強かったと思います。そんな世の中を自分を信じて力強く生き抜いた花魁の強い心を表現した作品です。

実行委員コメント

ホオズキを自らのアイコンにしてアートを制作するというオリジナリティ。よくホオズキ見つけましたね。網のようなモチーフを金色で描くのも独特で、ひょっとしたら草間彌生のカボチャみたいに化けるかもとも思えてしまう。インスタグラムのプレゼンテーションも手慣れていて、額装イメージもこなれています。色も派手目でけれん味があるし、グラフィカルであったり縄文とホオズキを掛け合わせたりと、自分の作品の魅力がよくわかっておられると思います。売れるんじゃないかな。

Translate »