Q谷T子

  • イラスト
  • 絵画

作品

CV

2003年:「佐藤太清賞公募美術展」特選
2005年:グループ展「油画有志展」(京都:同時代ギャラリー)
2006年:「Art Camp in Kunst Bau」出展(大阪:Gallery Yamaguchi Kunst-Bau)
     「出会いのあーと展」長寿の郷環境賞受賞(兵庫:長寿の郷)
2007年:京都嵯峨芸術大学造形学科 油画分野卒
2018年:「JAGDAつながりの展覧会 Part 1 マスキングテープ」出品(全国巡回)
2018〜2019 年:JAGDA 大阪地区会員展「BODY WORK 」出展(大阪:PAPER VOICE)
2019年: JAGDA OSAKA 女性会員展「Smoky Pink」出展(大阪:PAPER VOICE)
2021年:マサモードアカデミーオブアートイラスト展「ART COLLECTION」人気賞2位
2023年:マサモードアカデミーオブアートイラスト展「ART COLLECTION」佳作・人気賞2位
2023年:「SICF24(第24 回スパイラル・インディペンデント・クリエイターズ・フェスティバル)」出展(東京:スパイラルホール)

京都嵯峨芸術大学卒業後、制作会社やアパレル企業にて、 グラフィック・webデザイン、イラストの制作を行う。
2019年ごろから作品制作を再開。 子供との暮らしの中での機微を表現しています。
素材は主に色鉛筆やペン・包装紙など、こども時代から馴染みのある、ありふれた素材を選んでいます。

ステートメント・PR

▼作品について(左から)

●1枚目●
「LIFE IS FUN」(シリーズ)
色鉛筆、ケント紙(40cm×40cm)

子供との生活は、大人では思いもよらいないようなことが起こります。
散らばるおもちゃ、何度も落とすうどん、お風呂に入らずはだかでかくれんぼ。
毎日イライラすることの連続です。
でも子供の絵を描くようになり、改めて行動を見返すと無意味に見えるような出来ことでもちゃんと意味があり、
それぞれがキラキラした成長のポイントなんだと気づきました。
(理解できるだけでイライラは止まらないけど。)
「二度と戻らない瞬間、子供の中にあるキラキラの日常を、自分も見つけて一緒に面白がりたい」という思いで描いている作品群です。



●2枚目●
「ほくろ一番星」
色鉛筆、ケント紙(25cm×30cm)

生まれた時には一つもなかったのに、成長と共に突然出てくるほくろ。
徐々に自分の世界を持ち始める時期とリンクしているのでしょうか。
自分の世界を形成し、新たな道標を見つけてほしいと思う一方で、
ほくろが増えていくと、親としては淋しいような嬉しいような気持ちになります。



●3枚目●
「ジェンダーフリー」
色鉛筆、ケント紙(80cm×35cm)

日本独自のランドセル文化。今はたくさんの色が選べる時代です。でも男の子がピンクを選べるほどジェンダーフリーにはなっていません。
服装も持ち物もどこかしらジェンダーバイアスがかかっています。子どもたちが何かを選ぶ時に、周囲の反応を気にせず、好きな色やモノを自由に選ぶことのできる社会にしたいなと思い、描いた絵です。絵の中の子どもは、SOGIの多様性を表現するために、ランドセルの色・服装・髪型に注意を払いながら構成しました。

実行委員コメント

Q谷さんもポートフォリオレビューにご参加ありがとうございました。Q谷さんが描く人物のイラストレーションがユニークでとてもいいと思います。バケツや段ボールをかぶっていたり、お尻が丸出しだったり、遊具に危なかっしくまたがる子どもの絵が秀逸です。色数が少ないことも、この絵の面白さを効果的に伝えることに成功しています。このシリーズもっと増やしてほしいです。また絵を見せてください!

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