珠羽

  • 立体

作品

CV

2001年 徳島県出身
2023年 愛知県立芸術大学 美術学部 彫刻専攻 4年在学中

受賞歴
2018年 第62回全日本学生美術展 特選
2018年 第15回ROOTOTE デザインアワード 準グランプリ
2018年 TURNER AWARD 2018 高等学校優秀賞
2018年 Liquitex THE CHALLENGE 2018 入選 中国・四国地域賞
2019年 第31回全日本高校デザイン・イラスト展 努力賞
2019年 URNER AWARD 2019 高等学校優秀賞
2019年 第46回徳島市芸術祭美術展彫刻部門 徳島市文化復興公社賞
2019年 第4回PADICO Creative Award ねんど/造形部門 ゴールド賞
2019年 第16回ROOTOTE トート・アズ・キャンバス デザインアワード 入選
2019年 Liquitex THE CHALLENGE 2019 入選
2020年 精華AWARD2020 奨励賞
2020年 Liquitex THE CHALLENGE 2020 入選
2020年  ABTアートコンテスト2020 立体・クリエイティブ部門賞
2020年 15回月のアート展 入選
2021年 Liquitex THE CHALLENGE 2021 入選
2021年 16回月のアート展 入選

2020年 いい芽ふくら芽2020入選
2021年 いい芽ふくら芽in NAGOYA 2021グランプリ
2022年 いい芽ふくら芽in KYOTO2022 優秀賞

展示歴
2020年 いい芽ふくら芽in NAGOYA
2021年 いい芽ふくら芽inTOKYO
2021年 いい芽ふくら芽2020入選作家作品展
2022年 いい芽ふくら芽inKYOTO
2022年 いい芽ふくら芽グランプリ受賞記念個展 松坂屋名古屋店

ステートメント・PR

私は張子、紙塑人形の技法に拘って作品を作っています。
張子、紙塑人形と聞くと伝統工芸品の技法と思われていることが多いと思われます。張子、紙塑技法は古く、弥生時代には中国で張子の技法が生まれております。
古代中国での張子、紙塑は本来神像、ヒトガタをつくることが伝統で、この神像、ヒトガタは道教の「剪紙成兵術」と呼ばれる方術を成す時に必要とされたウツワだと考えられております。そしてウツワを作る時に紙を立体的に張りつける張子の呪法があります。現代でも台湾、香港等にある紙紮と呼ばれる張子の紙製品が張子の呪法に当ります。私は道教から続く呪禁道の厭魅法張子の考えをもってヒトガタを生みだしております。張子で造られたモノはこれを持つ者の想いを容れる器となります。台湾、香港等の葬送儀式で用いられる紙紮の類、なかでも死者の道案内をすると言われる「金童玉女」に私は惹かれています。生者が死者の世界を想い用意し、「金童玉女」が全ての世話をするというヒトガタは古来の日本にも共通の考え方があったと思います。現代でもその考え方は存在しています。その人の想い、祈りを張子、紙塑人形で現したいと考えています。私には「一過性健忘症」があり記憶が抜け落ちることがあります。私にとっては違う世界で作品を作ったような感覚になります。時間だけが抜け落ちており、作品は意図せぬ方向に進んでいることがあります。ヒトガタとはそういう世界から生まれるのではないだろうかとも思っています。このことは障害であり不都合なことも多々ありますが、私にとってはとても大事な力の源であり、武器です。

実行委員コメント

伝統的な張子、紙塑人形の技法に拘って作品を作られている珠羽さん、めちゃモダンで現代的な作品でとても楽しいですね!インスタグラムにある作品もどれも見たことのないはっちゃけぶりで、珠羽さんの制作意欲を感じます。名古屋のアートコンペ「いい芽ふくら芽」では、グランプリ!含め、めちゃ賞を獲得しておられるよう。このユニークさが全国区になるのも近いのでは!と、思いました。

Translate »