作品



2008年 成城大学文芸学部芸術学科卒業
【出展歴】
・『my world』2015/09/02~2015/09/06(@design Festa Gallery)
・『Independent』2016年公募展参加
・『てんかんをめぐるアート展』2017年京都
・『パープルデーながさき』2018年長崎
・『RECORD ART DAY』2019/04/14〜2019/05/11 (@design Festa Gallery)
・『コラージュ展 2019 ver.』2019/07/14〜2019/08/10 (@design Festa Gallery)
・『てんかんをめぐるアート展』2019年神戸
・『パープルデーながさき』2022年長崎
現在、事務職として働きながら、時間を見つけて創作活動をしています。
「てんかん」という持病を幼少期から持っていますが、なかなか病気と自分自身に向き合えず、ながく苦しんだ時期がありました。
いつやってくるか分からない発作の恐怖は、私や家族の日常すら奪っていくようでした。
発作で倒れてしまうたびに、心はバラバラになり、日時から離れてゆく。
1つの完璧な美しいカタチを求めれば求めるほど、私は倒れてしまうということ気づきました。
私の作品は、色も形もバラバラでとりとめもなく、一見すると不気味に感じるかもしれません。
しかし、あの時・あの場所で発作でバラバラでなってしまった自分の心のカケラを拾いあつめるように、自分なりの美しい世界を求めて制作しています。
作品をつくることは、自分自身の生きる力にもなっています。
作品を創り、表現しつづけることによって、自分だけでなく誰かのチカラになれたらいいなと願い、最近では病院やてんかんに関わる展示に参加するようにしています。
ヨボヨボのおばあちゃんになるまで、自分自身の世界をつくりつづけたい。
生きづらい世の中ではありますが、日々感謝の気持ちや喜びの気持ちを忘れず、これからも働きながら、創作活動を続けていきたいと思っています。
カラフルポップでスタイリッシュなコラージュだなーと楽しんで見ていました。ステートメントを読んで「てんかん」という持病をお持ちで、「発作でバラバラでなってしまった自分の心のカケラを拾いあつめるように、自分なりの美しい世界を求めて制作」という言葉にハッとしました。制作活動を通じての発信がアートとなって人に気づきをあたえるって素晴らしいと思いました