作品



2007年
沖縄個展ツアー 「目の前いつもイリグチだらけ」
2016年
京都 @堺町画廊 個展 「ピッ タイン ダウン」
2017年
姫路 @itsumo 個展 「mononoke ambition」
2018年
愛知県佐久島 @もんぺまるけ 個展 「トンガリ大回転」
大阪 @見る倉庫 個展 「転がる記憶」
姫路 @itsumo 個展 「ぐるぐる漂流記」
和歌山 @ハジメカフェ 個展「纏め転-MATOMETEN-」
2019年
大阪 @さをり会館 個展「続・纏め転-MATOMETEN-」
和歌山 @扉 個展 「ろーリング メモランだム」
大阪 @グランフロント大阪 UNKNOWN ASIA2019(アートフェア)
2020年
東京 @レクトヴァ―ソギャラリー Graphic Art exhibition 2020 ~クリエイティブ表現の現在~ (グループ展)
東京 @代々木Cafe nook 個展 「サインポストメモランダム」
NY オンライン個展 @JCAT gallery 「パラレルメモリー」
2021年
和歌山 @Gallery&Cafe AQUA 個展 「矛盾撞着膝栗毛」
兵庫 @兵庫県立美術館 第49回現代芸術国際AU展(グループ展)
東京 @代々木Cafe nook 個展 「忘却の作法」
東京 @みんなの大学校 個展 「遊覧線」
2022年
東京 @brain brunn gallery AWORD2022 入選
ポングリ 奥野亮平 1980年10月8日生まれ
ポングリ奥野亮平は日常、障害を持つ人達とアートや音楽活動しながら自らの創作活動をしている。絵描き、イラストレーター、廃材アート、裁縫と1つのジャンルにこだわらず、創作をも1つの旅のようにぐるぐると回る。
幼少の頃に漫画家鳥山明の画集に出会い、絵を描く事のカッコ良さを知り、好奇心旺盛な性格からか自力で自転車の改造、椅子のリメイクなどをするうちに物を作る事の喜びを感じる。それを自分の精神バランスを保つ手段として独自で突き進めていく。
彼は、絵の手法として決まった形はなく、細密画や版画など日々変化する好みのものを雑食的に取り入れ、そこに欠かせないのがユーモアと言うスパイス。
旅先で出会ったモノ、人、音楽などに強く影響を受け、とくに少数派の気持ちを覗いてみたり、時には頭の中に乗り移ろうとする。そこで感じた事は日常に戻ると忘れてしまいそうになるから線や点、在る物で覚え書きの様にえがく。すると決まって喜怒哀楽の化身がうまれてくるのだ。それは普段生活の中では表に出しにくい感情を吐き出す行為、場合によっては後戻りが出来なくなり完成後深く傷つく事もあるが、それらを解放し、介抱する事によって自分の安心感や他人に優しくできる心の余裕を手に入れる事が出来るのである。画材や紙、額装にも廃材を使用し捨てられていた物に光を当て、ありふれた物よりも飛び抜けた何かを見出す行為を作品に詰め込んでいく。それらを探求する旅のような創作活動である。
丸や三角、四角など、スタンプを押すようにして作られた民族画のようなボングリさんの作品。画材、用紙、額などにも捨てられてしまった廃材を使用し、まるでゴミ屑の中から新しい生き物が生まれ出たような面白さを醸し出しています。障害を持つ人達とアートや音楽活動を通じて作品を作り絵上げていく過程も面白く、いろんな人を笑顔で巻き込んでいくポジティブな力が作品から伝わってきます。