しまうちみか

  • 絵画
  • 審査員賞谷口純弘 賞

ウェブサイト

https://www.shimauchimika.com

作品

CV

2013 崇城大学大学院芸術研究課修士課程彫刻専攻修了
個展
2021  「ゆらゆらと火、めらめらと土」国際芸術センター青森
2020   「秋の種企画  自立について 世界は想像した以上に私を受けいれてくれるはずである」福岡アジア美術館企画展示室C 
2018   「Big Romance」Shun Art Gallery 上海 
2018 「境界線からみえる風景」WHITE SPACE ONE 福岡
2017 「しまうちみか個展」ガレリア・グラフィカbis 東京
〔主なグループ展など〕
2020   「トーキョーアーツアンドスペース レジデンス2020 成果発表展」  トーキョーアーツアンドスペース本郷 東京
2020    「Kyusyu New Art 」博多阪急 福岡
2018  「若葉集Group Exhibition of Young Artists from  Japan」成都藍頂美術館 成都 中華人民共和国
アーティストインレジデンス
2021         国際芸術センター青森 
2019       「Tokyo Arts and Space 」国内制作交流プロジェクト東京 両国
2018  「Tiger House」上海 中華人民共和国
2018      「Vermont studio center」アメリカ

ステートメント・PR

私のドローイングは、不確実さや矛盾、エラーに頼って絵を描いていきます。元々彫刻を中心に制作をしていたこともあり『自立』に関心がありました。永久に立ち続けることを目指すのではなく、ぐらぐら、ゆらゆらしているさまに惹かれ、それに今の私(たち)にイメージを重ねて制作をしてきました。近作は、物理的な自立への関心から、精神的な自立、制御できない力についてに関心が展開し、重力による絵の具の垂れや滲みにゆくえをまかせながら、曖昧で不確実な中でゆらゆらとゆれる私たちを描いています。

審査員コメント(谷口純弘賞)

ニルヴァーナやソニックユースを初めて聴いた時の初期衝動をヴィジュアライズしてくれたような作風に掴まれてしまっています。リンク先にある彫刻シリーズも僕の感性どまんなか。本人のステートメントにある「不確実さや矛盾、エラー」に何らかの回答を求めようとする人たちに向けて、彼女の作品をチグニッタとしてがっちりプレゼンテーションしたいと思わせてくれるクリエイターです。

実行委員コメント

西海岸を思わせる雰囲気があるのに、実は描いているモチーフが日本由来のもの(1枚目は恐山)というギャップも面白いです。メタセコイアで展示された作品もショッキングピンク多用でネオンカラーなのも良い。エイリアンなど描かれている様ですが、その発想にタニシのたまごがドピンクで得体が知れないと思ったところから来ているというエピソードもしまうちさんと作品をもっと知りたい!と思いました。谷口純弘審査員賞、おめでとうございます。

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