そめやみつ

  • アニメーション

ウェブサイト

https://someyamitsu.jimdo.com/

作品

CV

私は九州大学芸術工学府のコンテンツクリエーティブデザインコースに在籍しています。学生をしながら劇作家・合唱作曲家・アニメーション作家として創作活動をしています。演劇に合唱による音響効果を取り入れ、ストーリー展開に合わせ、リアルタイムでプロジェクションマッピングによる映像演出するなどの舞台表現を追求しています。これまでに「キャプテン受験生」「ウタモノグルイ」「合唱と群読のための演奏会」の作演・主催を行い、福岡県内で500人以上の観客を動員しています。また、福岡学生演劇祭2020では作演・出演をした一人芝居「ヒステリックチェリーの運命」では観客賞を頂きました。
その舞台制作とは別に、実写映画「夜を越える旅」のVFXも担当し、本作品はSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2021の長編部門にて、優秀作品賞と観客賞を受賞し、東京国際映画祭にて上映されました。また、3DCGアニメーション「#僕とママ」の1~5話の総集編はアジアデジタルアート大賞展2021の動画部門学生カテゴリーで大賞、文部科学大臣賞を頂きました。

ステートメント・PR

この作品は、私が九州大学の社会問題を解決するワークショップでつながりを持ったシングルマザー家庭の小山親子との出会いをきっかけに制作した3DCGアニメーションです。日本では賃金の減少などの要因で、母子家庭貧困化が進んでおり、現在では50%の相対貧困率だと言われています。その少ない賃金収入で、母子家庭がどのように家計をやりくりしているのかを小山親子にインタビュー調査して頂いた所、月々の携帯料金に大きな負担があり、携帯代のために食費を減らすなどの現状が浮き彫りになりました。
 これらの調査を踏まえて、母子家庭の親子が格安SIMに乗り換える葛藤を描くアニメーション「#僕とママ」を制作することで、母子家庭の人々がデジタルデバイドについて情報を得たり、親子のコミュニケーションを考えるきっかけになれば、貧困に陥った母子家庭の人々を元気づけられるのではないかと考えました。そして、アニメの制作の際、登場人物の親子の声を小山親子に担当して頂くことで、リアルな会話や親子関係を描くことを意識しました。また、声の収録を行ってから、その音声に合わせてアニメーションを作ることでそのリアリティーをより追求しようとしました。 そして、貧困母子家庭のシリアスな現状を直接的に描くのではなく、アニメならではの誇張されたメタファー表現によって、アニメ自体に興味を持ってもらったり楽しんでもらうことを意識しました。
 また、これらの作品を10話の短編集としてYouTubeやTwitter等のSNSで配信をすることで、主人公である息子がネット上に自分のエピソードを共有しているというリアリティーを演出したり、SNSの利用者との交流の場となることを狙いました。

実行委員コメント

九州大学芸術工学府で学びながら、クリエイターとして、演劇、合唱、アニメ作家としてマルチに活躍するそめやさん。今回の「#僕とママ」の動画、楽しく見せていただきました。最後の「回線速度は速まっていくけれど、世界の流れに僕らはついていけるのかな?」という言葉にぐっときました。親子で3Gとか5Gとかリアルに話をしている感じがおもしろく、今時のアニメーターの着眼点だなーと思いました。

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