天野 百恵

  • インスタレーション
  • 空間デザイン

ウェブサイト

http://www.moeama.net/

作品

CV

1982年 福岡生まれ
2004年 九州産業大学 芸術学部 美術学科卒業
2019年 ARTS PROJECT SCHOOL 修了(文化庁主催:「全国に文化芸術プログラムを作り出すアーツプロジェクトリーダー育成事業」)
2021年 福岡県糸島市在住

《近年の個展》
2021年 博多阪急 ArtCUBE 「始まりから終わりまで 」 博多阪急/福岡
2011年 「空を集める」-seek the sky- うめぞのCEFE&GALLERY /京都
2010年 「かすみたつ やわらかい 雨」 ギャラリー16 /京都
2010年 「amano moe iro iro」 Halo Galo /京都
2007年 「invisible animals」 CAPHOUSE山側ギャラリー /神戸

《近年のグループ展/その他》
2022年 「ニクイホドヤサシイ / 千の窓」展04/東京
2021年 「精神の風景・○▲□ 」HRD FINE ART/京都
2020年 新しい境界を超える。シリーズ「春夏秋と冬の花2020」konya gallery/福岡
2020年 『ちくごアートファーム計画2020 旅と恋愛』MEIJIKAN ギャラリー・サテライト会場 福岡県立美術館/福岡
2019年 秋の種2019-花の歌が聴こえる時代に-「I’m here /私はここにいる」 EUREKA エウレカ/福岡
2018年 「藝術生活宣言ーだって楽しいんだもん!」 九州芸文館/福岡
2011年 「わざゼミ2010 報告展」京都芸術センター大広間
2011年 「激凸展」unsealcontemporary/東京

《アーティストインレジデンス》
2008年 PRAHA Project アーティスト・イン・レジデンス/札幌

《暮らしとクリエイティブに関する活動》
・2012-2014年 「space/moetacu」 京都
・2017年〜「くるくるハイツ」福岡

《登壇》
・2018年 TEDxFukuoka2018 “INFINITE DIVERSITY” 登壇

《受賞》
・2019年「里山森とスープProject」ARTS PROJECT SCHOOLサミット2019審査員特別賞(日比野克彦)

《メディア》
・2020年 書籍『住み開き 増補版』アサダワタル著 (ちくま文庫)
・2020年「ちくごアートファーム計画2020 旅と恋愛」アーティストインタビュー

ステートメント・PR

私は、人の暮らしを取り巻く自然をはじめとしたエネルギー・循環の力などをテーマに絵画制作やインスタレーション展示、また暮らしやライフスタイルも含めた表現活動を行なっています。

暮らしをクリエイティブに捉え直し、家というプライベート空間をオルタナティブに活用していく試み「くるくるハイツ」は福岡県糸島市の古民家で子ども2人との3人暮らしを軸に活動しています。これまで、滞在者や旅人の受け入れ(ゲストハウスやシェアハウスのような機能)、イベントの開催、米作りや古民家改修・ニホンミツバチの養蜂などの共同作業への呼びかけと実施、田舎暮らしや移住相談など人々を巻き込む様々な活動を行なってきました。

「くるくるハイツ」では、既存の固定観念に縛られないクリエイティブな暮らし・新しい生き方の研究・実践を行うことで、様々な固定観念から自由になり、より本質的な命のかたちを見出していくことを目指しています。

大学卒業後の20代(2004年〜)は主に大阪/京都を拠点に主に油彩画や水彩画などの平面作品制作と、立体作品を組み合わせたインスタレーションの展示を行ってきました。28歳(2010年〜)で出産し育児が始まって以降は、自分の想いをもっと暮らしの中で地続きに表現することを考え、家を軸に暮らしを開いていく活動を開始しました。家を開いていく活動は、当時の京都市の自宅で始めた「space/moetacu」から開始しました。

その後、より広いフィールドを求めて福岡県糸島市の里山にある古民家へ移り住み、2017年から「くるくるハイツ」を拠点とした暮らしにおけるクリエイティブを問い直す活動を行なっています。

油彩画制作は、2019年から本格的に制作を再開し、現在は暮らしの表現と絵画インスタレーションの展示、水彩画やドローイングなどの制作を行なっています。

私は自分自身の活動を通して、自然の力・心の動き・そのようなエネルギーが循環している世界の美しさを1人でも多くの人に伝え、その気づきと感動を分かち合いたいと考えています。

悲しいことや様々な過ちが繰り返される世界でも、この世界で私たちが生かされている奇跡や幸福をより多くの人が感じとれるよう、これからも出来る範囲でより広く深く活動を展開していきたいと考えています。

実行委員コメント

福岡県糸島市の里山にある古民家へ移り住み、暮らしにおけるクリエイティブを問い直す活動を行なっています。という天野さんの活動にとても興味を持ちました。選ばれた絵の中の空間にオブジェが並んだ作品もとても素敵です。暮らしの中から生まれた生きとし生けるものへの憧憬を感じさせる作品はとても穏やかで、天野さんの生活の中からしか生まれないものではないかと感じました。

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