作品



CV
福岡県出身のデザイナー兼アーティスト。琉球大学理学部卒業。在学中に没頭した総合舞台芸術を仕事にできないかと休学。福岡のベンチャー企業に弟子入りし合同会社旅人エージェントの代表を務め、経営、マネジメント、総合デザインを学んだ。復学後に本格的に舞台演劇を始め、池袋演劇祭優秀賞受賞作品「永遠の一秒」に出演。以降沖縄県内で舞台演劇を中心に制作、演出、プロデュース、広告デザインを担当。デザインを仕事とする中、アートに対する劣等感と憧れから、2018年11月よりアート制作を開始。2019年同級生とのアートユニットukiの作品がmonster exhibition で優秀賞を受賞し、渋谷ヒカリエで展示。他にも沖縄県のstock room gallery やpin-upなどのギャラリーや渋谷ヒカリエなどで開かれるグループ展に参加。
仮説、リサーチ、実験、考察と実験のような理系のアプローチから、自分では制御できないイレギュラーの発生をアートに昇華させている。人間にコントロールできないところに美しさの本質があるのでは無いかと考えている。
ステートメント・PR
○ステートメント:
自然のドレスコード。服には守る・隠す・飾るの3つの役割がある。風景の一部の木や草に服を着せ、ドレスコードさせたのが本作である。草木に服を着せ、布をまとわせることで、単なる風景写真からまるで自然のポートレートを撮る。布は自然の中に不自然を演出し、中身を守っているような、閉じ込めているような、隠しているような、無意味に装飾されたように感じさせる。人間の作用を自然の中で明らかにすることで、アンバランスな世界の表現を試みた。
「自然のドレスコード」と題し、風景の一部の木や草に服を着せ撮影された作品。洋服というのは着る人間の存在がないだけで、これほど自由なものに変化するのだということがわかります。まさに「人間の作用を自然の中で明らかにする」ことをビジュアルにしていると思います。アーティストページを見ました。多彩なジャンルでの表現活動をされておられる方なのですね。