作品



2020年に大阪の上田安子服飾専門学校を卒業し、愛知県に拠点を移す。
2018年から作家活動を始め、定期的に展示会への参加や、イラスト作品のグッズ化などの依頼を受ける。
〈 参加展示会 〉
2018
09/UNKNOUN ASIA 2018 (大阪)
2019
04/00ARTIST POST CARD EXHIBITION.01(大阪)
08/KUNIBIKI’19 (島根)
10/UNKNOUN ASIA 2019 (大阪) ★石山健三様賞受賞
11/ODP LIVE DRAWING&PAINTING FESTIVAL’19 (大阪)
2020
01/第2回 大阪アンデパンダン(大阪)
06/ミニ原画展“日常に彩りを”(大阪)
11/つくしの展“GREETING CARD”(愛知)
2021
01/第3回 大阪アンデパンダン(大阪)
06/つくし賞 2021 (愛知)
07/私の持ちたい My bag TEN(大阪)
10/COFEE ドリップパック展 (大阪)
11/デザインスクエアvol.1(東京)
〈 実績 〉
2019 キーホルダーデザイン(東京上野をテーマとしたキーホルダー5種を"上野ランド"様にて販売)
2021 日本酒ラベルデザイン(鳥取の創作居酒屋"伊在"様とのコラボレーション)
その他、アイコン依頼やLINEスタンプ等を作成
普段は布地を扱う会社で働きながらクリエイター活動をしています。
身の回りに溢れる無機質なモノが好きです。
もっと自分の好きな無機質なモノと側に居たい気持ちが膨らみ、念願叶って昨年より、歩行者用信号機のNiiRo(ニーロ)と一緒に生活をしています。
現在は【モノ×私】と【fu-chons(ふーちょんず)×私】のそれぞれの関わり合いをキャラクターを用いて作品を制作しています。
【モノ×私】のモノとは主に身の回りに溢れる無機質なモノであり、私は特に工業製品に強い魅力を感じます。
そう思うようになったきっかけは、日常生活に疲れ孤独を感じ横断歩道に立ち尽くしていた時に、赤信号から私の事を心配するような温かい感情が伝わってきたからです。
それは私にとって安心でき、自分は一人じゃないと思えた出来事でした。
それから身の回りのモノをよく観察する様になり『人と関わりあって生活をするモノ達は、普段どんな事を考え、今ある役割を離れた時にどこへ行き何をしたいんだろう…。』と考えるようになりました。
そしてモノと対話する事でモノ達にも感情があると気づきました。
モノ達にも感情があると気づいてから、モノと私との距離を身近にする手段としてキャラクターで表現をし始め、現在の作風に至ります。
【ふーちょんず×私】のふーちょんずは常に日常にある空気や細胞、または空想のような抽象的存在です。
日常の世界にふーちょんずが現れ、いろんな子に出会う事が楽しく、それを想像したり絵に落とし込むことで私の日常に彩りを与えてくれます。
辛い日もふーちょんずを想像すると気持ちが落ち着き、前向きな気持ちになれます。
ふーちょんずはどこにでも存在していて、ただ居るだけでこちらに何かをしてくるわけではありませんが、私にとって愛おしい存在です。
私にとってのキャラクターとは、時に励まし支え、安心感を与えてくれる友達のような存在です。
そんな世界を共有できたらいいなと思います。
作品を見てくださる方の身の回りにも、もしかしたら彼等が潜んでいるのかもしれませんね。
ステートメントにある「工業製品、無機質なものに強い魅力を感じる」というテーマはとても個性的で独自のものだと思います。もっと描くテーマを「工業製品キャラ」に絞って作品をまとめた方がより伝わりやすくなるかと思います。今回の応募作品やインスタの並びでは作品がバラけてしまった様な感じがしました。まだまだ伸び代を感じますので今後に期待したいです。