富士田直子

  • クラフト

作品

CV

幼少期に母親の刺繍を真似て覚える
2007年 山口県立衛生看護学院卒業
看護師として働く傍ら、趣味として刺繍に再び取り組む
2015年頃から地元の小規模イベントに時折参加
2018年 山口アーツ&クラフツ出展
2019年 大洲城下のマチビト出展
2020年 山口アーツ&クラフツ選考
2021年 看護師として働きながら刺繍作家として本格的に活動開始
2022年 山口アーツ&クラフツ出展

ステートメント・PR

編み物の柄やタイル、建築物、万華鏡、植物などからイメージを取り入れて模様を考え、一針一針手で刺繍を施し、模様を描いています。刺繍技法はクロスステッチという技法のみで、1~2㎜のマス目をバツ印で埋めるために1マス2手間で刺すことを繰り返し、点描画のように作り上げています。母が趣味に行っていた刺繍を幼少期に真似て覚え、独学で今のスタイルに発展させ、母親の技術を継いだ形で、何十年も先まで残したい、素敵だと思ってもらえるものを目標に製作活動しています。

実行委員コメント

クロスステッチで一針一針、手刺繍で仕上げられたテキスタイルやクッションは、古くから伝わる民藝の手触りもありながら、どこかフォークロアな佇まい。何十年も伝え続けられる伝統の温もりをポップに教えてくれます。これがクラフトからアートに昇華できるとすれば、サイズとともにステッチで描かれるモチーフの現代性や批評性ではないかと思われます。洗練されたグラフィックデザイナーとのコラボがあればとても面白くなるのでは、と思いました。

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