稲垣尚毅

作品

CV

2010年(路上詩人として活動開始)
アディダスのホームページに作品掲載。

2011年
個展「生まれたからには生きてやろう」(創作居酒屋ひまわり)。

2012年
フランス・パリ「JAPAN EXPO 2012」にてパフォーマーとして参加。 

2013年
元京都府知事山田啓二氏に書き下ろし。

2014年
鍼灸師を辞め、書家として活動開始。 

2015年
韓国・ソウルのカフェ「Le chemin」にて書き下ろし。 
京都新聞に取材記事掲載 (2015年10月17日朝刊)。 
個展「ありがとう」(cafe DINOSAUR JUNGLE)

2016年
フランス・パリ「JAPAN EXPO 2016」にてパフォーマーとして参加。 
京都新聞に取材記事掲載 (2016年5月8日)。

2017年
インドネシア・ジャカルタ「縁日祭 2017」にてパフォーマーとして参加。
京都のアパレルメーカーの青野株式会社様と自身がデザインしたコラボTシャツが全国の百貨店で発売開始。

2018年
福岡・田川市美術館「タガワアートビエンナーレ 英展」入選。 ​

2019年(現代アーティストとして活動開始)
毎日放送ニュース番組「VOICE」出演。
TBSニュース番組「ビビット」作品掲載。
京都タワーB1Fにて作品展示。
日本テレビ ドラマ「火村英生の推理2019」作品提供。
個展「言葉のない世界」(遠藤剛熈美術館にて)。 ​ 

2020年
NHK 「ルソンの壺」出演。 ​ 

2021年
京都錦市場商店街様タペストリーデザイン担当。
NHK「ニュース630 京いちにち」出演。 
NHK「ぐるっと関西おひるまえ」出演。
「UNKNOWN ASIA 2021」出展。
作品展「紡ぐと解く」(tsumugi cafe JR京都駅前にて)。

ステートメント・PR

2010年の大学在学時に京都で路上詩人として「あなたを見てインスピレーションで言葉を書きます」というストリートパフォーマンスを始める。
明治国際医療大学を卒業後、接骨院で鍼灸師としても従事していたが、2014年から書家として独立し活動を開始。
その後、全国のお店・会社等の書き下ろしイベント、筆文字教室、大筆パフォーマンス、ロゴデザイン等を中心に活動し、述べ6万人以上に言葉を贈る。
その中で、作品に絵を取り入れたり、ジャン・ミシェル・バスキア など様々なアーティストの作品に出逢う中で絵だけの作品が書きたくなり独学で絵を書き始め、2019年に絵も書も書く1人の現代アーティストとして活動開始。

作品を書く際には、デザインや完成図を一切決めず、書きながら「あっ、これは顔に見える」「これは花に見える」といったように書きながら見つけていくようなスタイルで、最後まで絶対に遠慮せずに書き続け、納得するまで絵の具を塗り重ねて書き直し、「破壊」と「再生」を繰り返していく。
書いて、塗って、投げて、削ってをひたすら繰り返し
最後に出来上がった作品を見て「俺はこれが書きたかったのか」と気づくような感覚で創作をしている。

また、書家として活動していく中で掴んだ文字の書き方やバランスの取り方、言葉の配列や発想、作品中の空間のバランス力も生かしながら、絵の描写だけではなく、ローマ字を使って言葉で作品を見ている者に何かを訴えかける独特の表現方法を用いている。
「言葉」=「思考」
「絵」=「感覚」
思考と感覚の双方から伝えることによって、より伝えたいことが作品を見た者にしっかりと届いていく。

- 作品のコンセプト -

僕が大学生の時に
大好きで世界で1番尊敬していて僕のヒーローだった父がガンで亡くなりました 。 

最期に病室で泣き叫びながら悲しむのと同時に
亡くなった父を見ながら
僕の中に、ある感情が湧いてきました 。

「そうか…やっぱり、人って死ぬんや…」

知識としては
「人は生まれてきたら絶対に死ぬ」
というのはわかっていました 。

人が死ぬ瞬間を映画やドラマで観たこともありました。

ですが
小さい頃からずーっと側にいてくれた父が亡くなったのを見た時に

僕の中で
ようやく「死」が理解でき、腑に落ちたのです。

そこから常に「生死」について考える自分が生まれました。

僕の作品は
「感情」だったり
「命」だったり
「生き様」だったり
「魂」だったり
「存在」だったり
「変化」だったり

生き物の「生死」が根源にあります。 ⁡

僕の表現の全てがそれに繋がっていて
それ以外見つからないのです。

実行委員コメント

■ 京都から世界へ!というワードがサイトのトップにババーンと入っていて「かっこいいなー」と思いました。言葉通り、すでにソウル、パリ、ジャカルタなど世界各地で活躍されておられるのですね。ストリートパフォーマンスからスタートしたと言うのもパワフル。バスキアにストレートに影響を受けた作品も、オーダーのリクエストを受けて描き、その絵について熱く語る稲垣さんの言葉があって魅力を増すのでしょう。

■ 「平成生まれのバスキア」とインスタグラムに自己紹介をしているところも作品同様に突き抜けてて面白いですね。オンラインギャラリーを拝見しました。バスキアの影響を受けた作品はエネルギーに満ち溢れていますが、緑の絵の具だけで描いた「森」「風」がテーマの作品は「余白」がとても良いです。鑑賞者に感じる余白・絵画と対峙する余白。これらは稲垣さんのON / OFF のスイッチなのかな?その余白に興味を持ちました。

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