作品



CV
2015年より独学にて作品制作
2016年 independent tagboat art fesに出展
2017年 unknown asiaに出展
2019年independent tagboat art fesに出展
ステートメント・PR
記憶、イメージ、残像、など形になりにくいものに魅力を感じています
musicシリーズでは音楽をテーマにしていて
レコード、CD、カセットテープのパッケージサイズをもとに制作しています
最近はサブスク、ダウンロード販売など手軽で便利なため現実に物質的なレコード、CD、カセットテープなどでの販売が少なくなってしまい、私としては寂しい限りですが
私はこれらのものを購入してパッケージを開けて音楽が聴けるまでのあのワクワク感や
レコードショップで好きな曲を探す時間、
CD、レコードなどが積み重なり意図していない立体物が美しいと感じています。
イメージについて
はっきりとは見えない、見えにくいのは
個人によって理解の仕方が違う、違えることを意図しつつ描いています
個人が捉えるイメージの違い、この違いこそ私は魅力を感じるのです
例えば音楽を聴いた時、
歌詞に風や川、空、と歌われた時に個人的に好き勝手なイメージを掴む
他人とは明らかに違ったり、似ていたり、と様々なイメージがある
絵画の場合はイメージ押し付けてしまいがち
私は鑑賞者が入る隙間のあるもの
個人が向き合わないと理解できないものを作りたいと思い制作している
素材について
アクリル板を使用しています。
アクリル板を使い始めたのはコロナ禍で度々使われているアクリル板を目にして
アクリル板越しの存在が近くて遠い歯痒い存在に変えてしまっていて
掴めそうで掴めないイメージが自身の作風に一致したためアクリル板を使うようになりました。
アクリル板を通して見る抽象的な色の氾濫。それが音楽のパッケージやコロナの感染予防のアクリルから発想を得たというのがユニークです。アクリルというフィルターを通して見るアートが見る人との距離感を意識させるのも時代ならでは。これはアフターコロナでどういった展開を見せるのかにも注目したいです。