作品



1986年1月大阪に生まれる
生家は高槻で1924年より写真館を営んでいる。
2012年、夜の写真学校を卒業
その後は大阪を拠点に制作を続けている。
アナログ、デジタルを問わず、作品ごとにコンセプトに沿った実験的な手法を
取り入れた作品が特徴。
2019年、日本の若手写真家を世界に紹介するカタログ
NEW JAPAN PHOTO 7~9に
作品が掲載。
NY Art Book FairやI NEVER READ BASELなどの
アートフェアで掲載作品が展示され
近年、その活動の幅を拡大している
個展
2013
"ゆめのようなわざとらしさの夜明け前" at M2 gallery(東京)
2018.3月
"331 Cherry Blossom 2816 Akutagawa" at mole music(大阪)
2019.2月
"Short Hope" at mole music跡地(大阪)
2019.4月
"Less" at Pub OTAKE(京都)
2019年.10月
"non title exhibition" at Atget L39(大阪)
グループ展
2019 .2月
QUOZ ART FEST GPP PHOTO WEEK(NEW JAPAN PHOTO LAUNCH EXHIBITION) ドバイ
2019.3月 Photobook JP 東京
2019.4月
KYOTOGRAPHIE KG+ special exhibition "JAPAN PHOTO AWARD EXHIBITION" 京都
2019.6月
I NEVER READ art book fair Basel (Einstein Studio booth) バーゼル
2019.9月
NY ART BOOK FAIR(Einstein Studio booth) ニューヨーク
2019.11月
fotofever Paris (Einstein Studio booth) パリ
2020.10月
Experimental Photo Festival online Exhibition
2020.12月
Artdoc Magazine online Exhibition"Dada&Democracy
2021.7月
Photography Now at Bricklane Gallary(ロンドン)
作品掲載
New Japan Photo issue7~10 (Einstein Studio)
Aeonian Magazine issue 2
Analog Foever Magazine special issue
"22 Instant Film Photographers You Need to Know"
Carpark Magazine issue14
Tied To Light vol.1
私達は、繰り返される構築と崩壊の狭間を漂いながら生きている。
常に揺れ動き、刻一刻と様相を変える世界の不確実性に翻弄され続けている。
「日常」という被膜が剥がれ落ちた世界の諸姿は、葬式の日に見上げた晴れ渡る青空のような違和感を纏いつつ、以前と同じ顔をしてそこにあるだろう。
抱えこむことになった矛盾達は、拮抗状態に
あり、隙間を見つけてはすり抜けていく。
私は期限切れのポラロイドフィルムを用いて撮影し、保護シートを剥がしてポラロイドの内側を再び撮影し、デジタル加工を施した。
撮影してすぐに保護シートを剥がすため、内側は生乾きでコントロールできない状態であった。
写真はいかにして複雑化していく私たちの「現在」を捉えることができるのか?
写真はいつも時代に触れるべく奔走してきた。
それは写真というメディアに生まれつき備わっていたコンセプトの一つであると思う。私は前提とした状況を、写真自体がトレースするような制作プロセスを用い、今作を制作した。
一見、リヒターの抽象画のような作品。「写真」というカテゴリー、そして「期限切れのポラロイドフィルムを用いて撮影し、保護シートを剥がしてポラロイドの内側を再び撮影し、デジタル加工を施す」という制作手法のコメントを読み改めて作品を見たのですが、ポラロイドの偶然性とデジタル加工のバランスがわかりませんでした、作品はとても面白く、パリ、ニューヨーク、バーゼルとすでに活躍されておられる方。一度お会いして話を聞いてみたいなと思いました。