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作品



2014 2月 フリーランスフォトグラファーとして独立
2017 12月 逆転変身専門店 「人間ラブドール製造所®」始動
2019 7月 逆転変身専門店「 シタイラボ®」始動
2020 1月 「ドール葬儀社」始動
2021 3月 「ラブドールの美容師さん」始動
出展歴
2018 9月 ハービスホール「UNKNOWN ASIA 2018」
2018 11月 LETTEr Arts 「大人の文化祭 愛とSEXのオープンスクール」パフォーマンス・展示
2019 10月 グランフロント大阪 「UNKNOWN ASIA 2019」パフォーマンス・展示
2020 2月 クリエイティブトーナメントubisum by ubies 本選進出
2019-2020 京都国立近代美術館・東京オペラシティ・熊本市現代美術館 展覧会 「ドレス・コード?-着る人たちのゲーム」 都築響一氏のインスタレーション内展示
2020 9〜10月 五条坂京焼登り窯 KG+2020 Special Exhibition LEiyA Arata個展「擬態と変容 」
2021 03月 まぼろし博覧会「人間ラブドール名鑑写真展」常設
受賞歴
2019 10月 グランフロント大阪 「UNKNOWN ASIA 2019」 KG+賞 日下慶太賞 島井佐枝賞 中澤友基賞 受賞
私は、生身の人間をラブドールや死体に擬態させ、そのように扱う体験と写真撮影を提供する逆転変身専門店を営む傍ら、ラブドールの供養と葬儀を行う「ドール葬儀社」を営んでいる。
ラブドールとは、セックスを擬似的に楽しむ事のできる機能を携えた等身大愛玩具人形のことで、人の形を模したラブドールは処分する時には死体遺棄と間違われる可能性があり、所有者が長年頭を抱えている問題のひとつだ。
ラブドールの葬儀、即ちラブドールの死とは何か。
人の死と異なる点は、ラブドールの死を定めるのは所有者であるということ、廃棄となることだ。
死を定める行為は一見残酷に捉えられがちだが、実際には、訪れた彼女・彼らは所有者に丁寧に扱われ愛され、慈しまれ、そして生きていた。
本作は、ドール葬儀社のラブドールの為にある日常の中に逆説的に人間というフィクションを混ぜ込みラブドールたちの存在証明を行う
■「ラブドール」「死」と言うと、一見ニッチで人を選ぶ入り口に見えるかもしれないが、新さんがそれを通して描きたいことは「人間とは」「生きることとは」と言う普遍的で誰にでも共感が持てる事なのが面白いと思います。ラブドールになる事、死を疑似的に体験できることをサービスとして展開もされていて、以前、ラブドール体験者の感想を伺った時、「普段人間として生活しているより、人形として愛でられ、大切にしてもらってよっぽど満たされた」と聞いたときはハッとしました。現代人がそこはかとなく抱えている寂しさ、満たされなさに寄り添う魅力があるのだと感じた事、覚えています。
■「人間ラブドール」のコンセプトは唯一無二だし、プレゼンテーションも完璧です。クラウドファンディングへのご支援も大変ありがたく感謝しております。