マツムラアヤコ

  • テキスタイル
  • ファッション
  • 立体

作品

CV

1987 京都生まれ
2006 三重県立飯野高等学校応用デザイン科服飾デザインコース 卒業
2006 - 2007 ESMOD JAPON 大阪校 在籍
2013 成安造形大学造形学部造形美術科テキスタイルアート 卒業
2016 京都市立芸術大学大学院美術研究科工芸専攻染織修士課程 修了
2020 - 現在 京都市立芸術大学大学院美術研究科美術専攻染織博士課程 在籍
・ 賞歴
2020「日本文化芸術財団」奨学生として採択
2013「第45回毎日・DAS学生デザイン賞」大阪 金の卵賞
2013「京都市美術館開館80周年記念展2013京展」京都 館長奨励賞
2019「Contemporary Textile Art “Miniature” -THE KYOTO-Vol.2」gallerygallery 京都 優秀賞
・ 個展
2017「tweet」Kunst ARZT/京都
2014「woman」gallerygallery ex/京都
2014「out of sight」Kunst ARZT/京都
2013「try it on」Kunst ARZT/京都
・ グループ展
2019「 Japón On exhibition」 Cesta Republica Gallery / Madrid, Spain
2019「8th International Biennial of Contemporary Textile Art WTA “Sustainable City” Madrid, Spain 2019」Museo del Traje/ マドリッド,スペイン
2019「Art check-in」TANERI SHOWROOM/ 愛知
2019「Contemporary Textile Art “Miniature” -THE KYOTO-Vol.2」gallerygallery / 京都
2018 「2018秋の芸術月間セイアンアーツステーション11 playing BODY player」成安造形大学【キャンパスが美術館】/滋賀
2018 The 12th International Biennial of Contemporary Textile Art “Scythia”, Ivano-Frankivs’k, ウクライナ
2017「Tapestry: Here and Now」ホルバーン美術館/バース,イギリス
2017 ギャラリー梧桐企画展「テキスタイル自由形」ギャラリー梧桐/京都
2016「fabric, light and dirty」ARTZONE/京都
2015「Contemporary TAPESTRY」Ori-rhythm III 建築空間を彩る染めと織り part2 京都芸術センター/京都
2015「染織専攻学生選抜展 つながる糸 ひろがる布」ギャラリー@KCUA/京都
2015「京都市立芸術大学作品展」京都市美術館/京都
2013「TAPESTRY NOVA:JAPAN-LITHUANIA」Gallery”Meno parkas”/リトアニア
2013「岐阜 おおがきビエンナーレLIFE TO LIFE生活から生命へ/生命から生活へ」情報科学芸術大学院大学/岐阜
2013「京都市美術館開館80周年記念展2013京展」京都市美術館/京都
2012「2012京展」京都市美術館/京都
2012「MAKING」連なる行為がつくること「cutting/weaving」成安造形大学【キャンパスが美術館】/滋賀
2012「Ori-rhythmⅡ」新進織作家Part2」Gallery Maronie5F/京都
・ ライブ/ワークショップ
2021「崇仁皮革産業持続可能化プロジェクト(すじぷL)企画ワークショップ/京都
2014「Art Festival “FEEL"」京都メトロ/京都
2014「“Zweite Haut”」nu things/大阪
2013「second skin」大垣市/岐阜
2013「try it on」新京極/京都

ステートメント・PR

人の皮膚感覚は理性的になり、身体に備わる野生が希薄になりつつあるようだ。1987年、私は京都に生まれた。物心がついたときから人目を気にするシャイな子供だった。幼少期は、友達の影響もあり雑誌を見たり漫画を読んだりすることが好きで、またテレビを見てニュースやトレンドなどの情報を得ることが日常だった。芸能人やモデルが纏う衣服や仕草は、私には魅力的に写った。映画やドラマ、漫画は、架空に起こる物語を擬似体験しているような感覚となり魅力があった。雑誌やテレビ番組は、人の魅力がここに詰まっているような錯覚を感じていた。私は、平面の中で作り出される世界を日々、日常的に見ているうちに、その中から自身の手本を探していた。今思えば、1987年に産まれた私は、雑誌やテレビ等が目に留まりやすい時代に青春時代を過ごしたことに気がつく。2022年となった現在は、携帯電話等のモニターが身体に近い物としてあり、慣れ親しむことで現実と非現実とのボーダーラインが曖昧になりつつあるようだ。例えば、モニターに映る火を見て、「火は熱い」ということをリアルに感じる人はどれほどいるのだろうか。人は時代にあった感覚を持ち合わせ、理性を築いているが、反対に人に備わる野生的な皮膚感覚が希薄になりつつある。私は、人が築く皮膚感覚を「素材を織る」ことにより表し、現在を改めて再考してみたい。

実行委員コメント

編み込まれて作られた人の皮膚の作品のインパクトが凄すぎる!全てデジタルな世の中で、皮膚感覚を感じることが遠くなっている今、「素材を織る」ことにより表し、現在を改めて再考してみたい。というステートメントも頷けます。この皮膚を着て外に出ているインスタの写真(後ろ姿も)面白い。これ1点がものすごく突出しているので、これに続く作品を期待しています!男女、人種などバリエーションがいっぱいあってもいいと思います。

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