中島大輔(東京盆栽生活空間)

  • ボタニカルアート
  • レコメンド牧野圭

ウェブサイト

https://tokyobonsai.jp/

作品

CV

<出展歴>
・2016年5月 「SICF16」(青山スパイラル/東京/日本)
・2017年6月 「WONDERS vol.2 Greenscape」 (青山スパイラル/東京/日本)
・2018年2月 「TAGBOAT AWARD 入選者展」(IID世田谷ものづくり学校/東京/日本)
・2018年2月 「rooms EXPERIENCE 2018」(五反田TOC/東京/日本)
・2018年7月 「TOKYO Illusion 日本當代藝術展」(台中Dali Art Plaza/台湾)
・2018年9月 「Exhibition Design Art of Asian  」(王立プノンペン大学/カンボジア)
・2020年10月「仏像盆栽展」(蔦屋書店六本木/東京)
・2021年9月「くどやま芸術祭2021」(世界遺産・慈尊院/和歌山県/日本)

<受賞歴>
・2018年2月   第13回TAGBOAT AWARD 審査員特別賞(塩入敏治賞)
・2018年5月 Discover Japan 高橋統括編集長賞
・2018年9月 Exhibition Design Art of Asian  Excellent Award(優秀賞)

ステートメント・PR

盆栽師としてのキャリアを積んだ後、独学でアートを学びながら「生きた植物」を題材にした作品制作をしています。作品のコンセプトは、植物(生命)に、動物の頭蓋骨、ドライフラワー、割れた陶器のような素材(死/破壊)を組み合わせることで、「再生」をテーマに表現しています。
生きた植物を扱うことで、常に作品制作には大きな制限がつきまといます。しかし、この制限こそが、作品に偶然性をもたらし、思いもよらなかった作品の姿が出現します。また、作品制作後も、時間経過とともに、刻々と作品の姿が変化していくこと(最後は朽ちていくこと)も魅力の一つです。

審査員コメント(牧野圭レコメンド)

パッと拝見すると「生と死」「創造と破壊」などの対比を感じる作品たちですが、自然界の時間の流れを淡々と表現されているようにも思えます。寺社仏閣を我々が美しいと思うのは、おそらく「積み重ねられた時間」を直感的に畏怖する気持ちもあるのでしょう。個人的にはピカピカに改修された寺院より時の流れむき出しの方が美しく感じたりもします。作品として完成したあとの「盆栽自身」もさらに時間を蓄積して変化していく(成長する、枯れるetc)ことにも魅力を感じました。

実行委員コメント

動物の頭蓋骨や割れた陶器に植物を植栽することで、死と再生を表現する中島さん。朽ちてしまった建物に蔦が絡まるように、時間と共に変化する様を作品に取り込むことで、作家自体も想像できない変化を続けるというのが素晴らしいと思います。Yomafig 牧野圭さんレコメンド。牧野さんの空間キュレーションに、今後中島さんのアートが寄り添っていくことを期待しています。

Translate »