吉野 公賀

  • グラフィックデザイン

作品

CV

1977年 岐阜県出身
緑内障による視覚障がいを機に独学で絵を描き始める。
パートナーシップによる活動を通じて、様々な形で作品を発表。
旧作を大切に育みながら、自分らしい表現を模索し続けている。

*応募作品に関連した実績は特にありません。
*活動歴につきましては、下記のサイトをご参照いただけますと幸いです。
http://blog.livedoor.jp/mataashitadane/

ステートメント・PR

予定調和ならぬ、「未定調和」作品。
突発的に走り出す線。理由もなく描かれる図形。
それらが重なり、連なり、増幅しながら作られていく過程には、
一体どんな意味があるのだろうか。
当然ながら、日々の葛藤や様々なニュースに影響を受けている。
その中で自身が「満たされた」と感じた瞬間に完成となるアート。
もしかすると、それは一時的な停止状態に過ぎないのかもしれない。
意識と無意識とを行き来しながら形作られるこれらの作品には、
調和を見出そうと思考する自身の姿(表情)が表現されているのではないだろうか。
混沌の度合いが深まる現代において、心を安寧へと導く「表情」を紡いでいきたい。

実行委員コメント

「未定調和」と題された吉野公賀さんのグラフィックアート作品。シンプルな線と縁が組み合わさることで生まれてくる表情豊かな人物の顔たち。口が大きかったり、目のバランスが極端に違ったりすることで、ググッとこちらに顔が迫ってくるような迫力があります。「未定調和」ですから線や縁を並べているうちに「ええ感じ」になってくのでしょうね。インスタグラムにはさらに迫力もユーモアもある顔たちが並んでいて、制作の勢いを感じますし、見ていて楽しくなってきます。

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