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作品



CV
大学での卒業制作の時から無意識に「透明なもの」「ゆらぎのあるもの」「変化が可能なもの」=「ガラス」に興味を持ち、卒業後もその可能性を探っています。普段はグラフィックデザインでの仕事がメインですが、ガラスという立体に触れ、立体で思考することがグラフィックデザインに奥行きを作ると考えています。また、ガラスを通して見るものは油画のように見えることがあり、絵を描くことが好きだったけれど、その方向には進まなかった心残りを補填するような役割もこの制作には感じています。
○CV:
1997 奈良県出身
2019 LAQUE四条烏丸にて個展「View through glass」
2019 京都芸術大学 情報デザイン学科卒
2022 オットーデザインラボで2年間アートディレクター・デザイナーとして勤務したのちフリーランス
2022 OLD/NEW BOOK T-SHIRT FES 出展
個人のお店を中心にグラフィックワークの制作、日本のロゴ&マークvol.6掲載など
ステートメント・PR
人が在るものを想像する時、どれ程明確に脳内でその図を描いているのでしょうか。
例えば親しい人の顔を思い浮かべる時、夏の1日を思い出す時、写真のように写実的でしょうか。
色彩・時系列・視点など曖昧で、不要なものは省かれ、何もかもが混ざり合い浮かぶのではないでしょうか。
今回の制作では人の共通認識である事象を元に、メッセージカードを作りました。
人がそれらを想像するとき脳内で作られる抽象的なビジュアルは、はっきりせず、まとまりもなく、不確かではありながらも過ぎる時間によって濾過され、本質のみを残し、どこか美しさを感じさせます。
実にシンプルで端正なグラフィックデザイン。とても素敵ですね。写真のフォトショップ加工の方法もとてもセンスがいい。プールの写真などはデービッド・ホックニーさえ連想してしまいました。サイトを見ると、こちらも「今」な感覚のロゴデザインや、グラフィックワークが並び、お仕事も楽しんでおられる感じがします。「メタセコイア掲載」のプロフィール掲載もありがとうございます。