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作品



2021
個展'shape of lights' at NICK JERKEY, 神戸
2019
個展’takarabako’ at サロンモザイク,大阪
UNKNOWN ASIA 出展, 中川博文レビュアー賞 吉田貴紀レビュアー賞受賞 , 大阪
2018
POW!WOW!JAPAN × PINEBROOKLYN ’SQUARE SPACES’ Exhibition 参加, 大阪
2017
個展’SiAWKA’ at opaltimes,大阪
2015
'だるま展'参加 at hugcoffee, 静岡
個展’gypsy’ at kitchen bar clutch, 大阪
2014
個展'骨飾り' at momurag, 京都
2013
'SPACY SPACE#7' 公開制作 at Galaxy Gallery, 大阪
2012
亀山トリエンナーレ 公開壁画制作, 三重
こんにちは、絵描きのsimoです。
グループや個人で活動していて、主に壁画を描いています。
今回応募した作品群 ’shape of lights' は、2019年から描き始めたシリーズ作品です。
子どもの頃、道端で気に入った形の石をポケットに入れて集めていた記憶や、鉱石やガラスの煌めきに興味を持ち親にせがんでは集めていた記憶から考えたコンセプトです。
石やガラスなど小さな物の一部から、空や山や水面などの風景、日常でふと目に留まる景色、綺麗だと感じたビジュアルを集めて、反射や透過、屈折など、様々なフィルターを通して目に届く「光」をキャンバスの上で重ねて描いた作品です。
光がその色形を自由に変える様に キャンバスの形はぐにゃぐにゃと変形していくイメージで、毎回違う形を考えてつくるのを楽しみながら描いています。
普段、施設やオフィスに店舗、ビルの外壁、個人宅、屋内 屋外問わず色々な現場で壁画を描く事を活動の軸としているので、自分の絵がその空間でどこからどう見えるかを描きながらよく考えています。
壁の形は様々で、デカい、長い、凸凹に欠けたり、立体的だったり、湾曲したり。
変な形の壁に描くときは大抵苦労しながらも楽しんでいて、実験と挑戦を繰り返しています。
この作品はその感覚を持って描いている部分もあり、ゆくゆくは壁の方でも形を造作したり、キャンバスを立体的にしたりと遊びの幅を広げられたらと考えています。
whole 9のメンバーとして、世界各国でのライブペインティングや壁画プロジェクトに大活躍中のsimoさん。 ’shape of lights' と題されたソロシリーズは、 whole 9でもアブストラクトを担当する彼の真骨頂ともいえる作品群です。割れたガラスの破片を太陽に透かして除き見た「子供の頃の光景」は多分にロマンチックで、誰もが感じたことのある記憶を甦らせてくれます。それも確かな画力があってこそ。自分のイメージをきちんと形にできる完成度は素晴らしいです。