作品



2018年 4月 大阪芸術大学工芸学科入学
2019年 8月 玉田ガラス工房研修
11月 文化祭手作り横丁出品
12月 高円宮殿下根付コンペティション出展
2020年 2月 卒展マルシェ出品
7月 marketwakayamaグループ展出展
11月 ちんゆいそだてぐさ出品
12月 ギャラリー龍屋アートコンペティション出展
2021年 1月 ガラス展「pallet」出展
3月 ガラス教育機関合同作品展出展
6月 宮若国際芸術トリエンナーレ入選
8月 害虫展入選
10月 日韓交流作品展選抜出展
10月 工芸都市高岡クラフトコンペティション2021入選
11月 大阪芸術大学グループ作品オークション展出展
11月 あべのハルカス合同作品展出展
2022年 1月 大阪芸術大学卒業制作展研究室賞受賞
2月 リッチモンドホテルプレミア京都四条作品施工助手
3月 ガラス教育機関合同作品展出展
3月 大阪芸術大学卒業
3月 高等学校教諭一種免許状(美術)取得
4月 富山ガラス造形研究所研究科入学見込み
私はガラス素材特有の表現で作品を作っています。瀬戸内海の島に住んでいた頃から感じていた、見えない自然の流れをガラス素材を用いて可視化させることを研究テーマとし制作してきました。今年度からはガラスの街富山県の富山ガラス造形研究所の研究科生として制作します。
一つ目の三日月型の作品は、人の心の底を見えるようにイメージした作品です。黒く光った底の部分が、自然の力や流れによってゆっくりと浄化されている感覚を表現できるように色味のバランスにこだわって制作しました。
二つ目の作品は、自然の中に転がっている種から植物がうまれる生命感を表した花器です。リサイクルガラスを用いて再生というテーマも与えられた作品で、仕上げは手磨きをすることによって自然光を柔らかく溜め込むあたたかい作品に仕上げました。この花器は大学3年生の時に作った作品で、昨年開かれた「工芸都市高岡クラフトコンペティション」にて入選いたしました。
三つ目の作品は、あえて手で造形することをせず、吹きガラスで吹いたガラスから型をとり、自分の息だけの造形を可視化させました。自分が好きなことをしていて心が満たされていく感覚を大切にしながら、シンプルな形なので特に形にこだわって制作することができました。
他にも器類や自分で考えた技法で積極的に作品を作っています。
とても美しく、透明感のある杉村俊介さんのガラス作品。特に三日月の作品が美しいですね。2つ目の花器の作品は白い部分が雪を連想させ、春の気配を感じさせてくれます。インスタグラムに掲載されている作品がまだ少ないのでさらに作品増やして欲しいです。