土筆 (つくし)

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作品

CV

受賞歴

雅号: 土筆つくし

★2000年・大学を卒業。
★2013年・視覚障害2級となる。病名は網膜色素変性症。
短歌「だんだんと書いた字見えず、あきらめず、ただただ書いては光る」との思いから書道家アートをはじめる。
★2021年8月・埼玉県書道展 テレビ埼玉賞
「心」
★2021年11月・東京書作展 入賞
「喜笑天結」
★2021年11月・第60回伊勢神宮書作展 銀賞
「春夏秋冬 喜土哀楽」
★2022年2月・第3回日本芸術公募展 佳作
「大変な時 大きく変わる時」

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①笑顔の種 world
芽が出て喜んで葉々のおかげで優しくて 母のお陰で心に咲いた感謝花
言葉の意味として、世界中のお母さん、マザー、おばあさん、ばーば(葉々)に捧げるありがとうのメッセージです。そんな笑顔の種が2022年に蒔けたら、きっと素敵な一年になるでしょう。
2020年から2022年の今もコロナの感染は広がり、日本では笑顔も枯れそうです。
それでもお母さんたちは絶え間ぬ笑顔を与えてくれております。笑顔は世界共通の言語だと想い、筆をとりました。
この作品は、2021年の7月に書きました。
なぜなら、つくしの誕生日の月だからです。
自分の誕生日には、母親に生んでくれて「ありがとう」を伝えるものだと教えてくれた方がいます。
私の母と母の父親(亡きおじいちゃん)の誕生日が同じですが、母親は毎年自分の誕生日には亡きおばあさんとおじいさんのお墓参りに行っています。
自分のことよりも父母への感謝の気持ちを伝えに行っているんだなと感じました。
まさに、産んでくれて「ありがとう」ですね。
この感謝の気持ちを感謝花(かんしゃばな)といいます。
8年前に書いた笑顔の種は、今よりも見えていたのできれいに書けましたが、今回書いたものも見えていない割には自分らしく書けました。
母のお陰でを文章に追加してメッセージがより伝わるようにしました。
以前のものは、照れもあり、葉々(母)のおかげ(隠し言葉にして)書きました。
そして、この笑顔の種には、続きの言葉があります。それはYouTubeの「今日も空に筆をとる」で見られます。この言葉が日めくりをつくるキッカケとなりました。
作品の想い
世界中のお母さんたちが夏の日差しから子供たちを守ってくれている
そう、体を張って日陰をつくってくれているおかげです。その想いを母の日と誕生日に贈ります。
②日めくりカレンダー(一覧)
福しのつくし
2021年に開催された東京五輪に向けて書いた作品ですがお披露目できなかったので今回のコンテストに応募しました。子供向けにTシャツにしたいなと考えています。
③愛・たんぽぽの花言葉は、「真心の愛」
2022年のつくしの一文字は「愛」です。
大空いっぱいに書きました。たんぽぽの種が風に乗っている様な写真が撮れました。

実行委員コメント

視覚障害であるなか、書道家として文字を描くことでつながっていこうとする、土筆さんのアーティスト活動に敬意を表します。「今日も空に筆をとる」いい言葉ですね。春に目が出る土筆のように地面から空を見上げ、文字を書く。そんなポジティブな気持ちが伝わってきます。大きく描かれた「愛」の文字も素敵ですね。

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