杉山仁彦

  • 工芸
  • 立体

ウェブサイト

https://nitamago.base.ec/

作品

CV

2018年岡崎城西高等学校入学
2019年第9回全国高等学校選抜スポーツクライミング選手権大会出場
2020/3同上卒業
2020/4名古屋芸術大学入学
2022/4同上在学

2020/9 名古屋芸術大学 アークリ博覧会
2021/1 名古屋芸術大学 Review展
2021/5 The Doorless Tsukiji THE DOORLESS ART MUSEAM VOL.1
2021/7 The Doorless Tsukiji THE DOORLESS ART MUSEAM VOL.2
2021/10 The Doorless Tsukiji THE DOORLESS ART MUSEAM VOL.3
2022/1 The Doorless Tsukiji 器展(小規模個展)
2022/2 The Doorless Tsukiji THE DOORLESS ART MUSEAM VOL.4

ステートメント・PR

現在大学3年生、愛知県西尾市生まれです。西尾市はお抹茶が盛んながら、周辺の市で粘土が取れるため三州鬼瓦という瓦も有名で焼き物が多くあります。なので、幼少期からお抹茶や茶碗といった和の文化や工芸品に触れ生活してきました。山や海、川も近く、自然が身近にあったためこのような作風に寄って行ったのだと思います。さらに小学校の頃から今でも続けているボーイスカウトに入り、毎月のようにキャンプをしていたことも影響していると思います。しかしながら、陶芸作品を実際に作り始めたのは去年からです。大学2年の4月頃から制作を始め、ろくろでの粘土成形に心惹かれ、現在に至ります。また別のシリーズでも作り始めるかもしれませんが、現在制作している作品には、一貫したテーマがあります。それは人の複雑な心情や人それぞれの考え方、状況、お互いの関係の曖昧さなどです。多様な表現ができる日本語でさえ表現できない感情や状況などを表現したいです。
生き物はとても複雑でありながら、とても自然的です。その複雑さを表現する方法として粉という外部の影響を強く受ける形状で素材を考えて制作しています。粉体のままでは、風で吹かれたり、水に溶けたりしますが、焼成することで、固く焼き締まり水をも通さないようになったり、表面に粉の表情を保存することもでき、一瞬しか見れないはずの景色を切り取り、作品として残し続ければなと思います。

実行委員コメント

■ トークショーでは積極的に美術市場における工芸の現状など質問くださり、こちらとしても新しいことを知る良い機会が生まれました。一瞬を閉じ込めた作品に尊さの様なものを感じました。工芸の分野に誇りを持って取り組む姿勢が感じられ、応援したいと思わせる人柄も素晴らしいです。

■ メタセコイアを存分に味わっていただけて嬉しいです。オンライン公募から現場へ足を運び、私たち実行委員や作家さん、その場にいた方々との交流を積極的に作ることは作品制作と同じくらい大切ですし、機会を活かしている前向きさがとても嬉しかったです。車座トークでは工芸の現状に対するコメントもありましたが、そこが若き担い手たちの課題かと思います。頑張ってください!

Translate »