鈴木果澄

  • イラスト
  • 絵画

ウェブサイト

https://www.kasumisuzuki.com/

作品

CV

北海道/札幌にある山に囲まれたアトリエが 制作拠点。
イラストレーターとして Atelier"KASUMI"/ 果澄
画家、アーティストとして鈴木果澄 で活動。
絵を描くことをはじめ、製本やボックスアートなど表現制作、個展などで作品発表を行う。
また制作ユニットBlakiston.では、デザインや企画からの制作、
音や映像を使ったインタラクティブな作品、オリジナルブランドの商品を展開。
北の街にある小さなアトリエを拠点にし、日々制作中。
https://www.kasumisuzuki.com

2009 札幌デザイナー学院イラストレーション専攻 卒業
2012 展示「パラレルワールド冒険譚」/ 札幌芸術の森美術館 / 札幌
2013 個展「太陽の物語り-神々の遊ぶ庭-」/ 富良野カンパーナ六花亭 神々の遊ぶ庭 / 富良野
2014 個展 「Esperanto」/ 北海道文化財団アートスペース企画展 / 札幌
2014 展示  札幌国際芸術祭連携企画「Sproughting Garden」/ 札幌芸術の森美術館 / 札幌
2015 展示 「ワンワンワンッダフル!-あの犬に会いたい」出品 /北海道立三岸好太郎美術館特別展 / 札幌
2017 個展 「ある神話のはなし-地図と風景に纏わるはなし-」/ギャラリー門馬 ANNEX / 札幌
2018 個展 「ある神話のはなし-その先にあった風景のはなし-」/ギャラリー門馬 本館 / 札幌
2019 個展 「ある神話のはなし-九十九山-」/ 札幌グランドホテル グランビスタギャラリーサッポロ / 札幌
2019 出品「札幌三越アートフェア2020」 / 札幌
2021 個展「おおかみたちの遊ぶ庭」/ 札幌グランドホテル グランビスタギャラリーサッポロ  / 札幌

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ー山をみることにしました。ある時から。
山に語りかけることにしました。太陽に手を合わせることにしました。
その奥にいる、大きな存在を見つめることにしました。ー

北の地の、山々に囲まれた場所に私のアトリエはある。
山に隣接したアパートの一室をアトリエに借りた。
私の日々のほとんどは、このアトリエと家を往復することだ。
人と会うことも少なく、遠くへ行くこともあまりない。
おなじ場所に居て、おなじように日々を過ごす。今の私にとってそれがすべてだ。
此処がすべてで、だけど、此処は無限に開かれている。

制作の合間、アトリエの周りを散歩に出る。
植物や木々たちの間を歩いてゆく。四季によって変化してゆく風や空気やにおい。見上げるといつもそこに山がある。
山はただこちらを見下ろしている。
ただ静かにこちらを見ていてくれる。そして、同時に見られている。
山々に、木々に、植物に、気配に。“ 彼ら ” がそこにいる。

紙の上やキャンバスに出てきたもの達も、同じような感覚で、私は“ 彼ら ”と呼んでいる。
物質的、精神的、肉体を有するもの、もたないもの。
小さなところに宿っているもの、おおきなところに宿るものや、風景そのものでもあったり。
多分、彼らは私にとって、とても近くにいて、とても遠くにもいて
崇拝するような存在でもあって、畏怖するような存在でもあって。
大切な大切な友達のようでもあって、そして、私の一部でもあって。

描くことは、心の深淵にある何かを思い出そうとすることなのかもしれない。
だから、そこからやってきた彼らは全てを知っていて、きっとあらゆるところで私を導いてくれているんだろう。

私自身だけで作品を描こうとすると、たいてい私の場合、迷子になる。
だから、彼らの声に耳を傾け続けたい。彼らと共に旅を続けることは、
この空間に戻ってくる為の“地図”を記すこと。感覚の地図だ。この場所に戻ってくる為の。
実在と存在の狭間に確かに広がる私の空間。
ここは、私にとって〝 精神の浮遊場 〟だ。
この精神の浮遊場で、私は彼らと自由に在ることができる。

雪が音を吸いこみ、寒さが景色を深くまで浸透させる冬を抜け、散歩道にフキノトウが顔を出してきた。そんな、日々、私の目の前に見せてくれる彼らの声に耳を澄ませて、絵筆を握っていたいと願う。

実行委員コメント

ステイトメントの文章がいいですね。「北海道/札幌にある山に囲まれたアトリエが 制作拠点」というだけでぐっときます。山を望むアパートをアトリエに借り、日々そこに通いながら自然と対峙されておられる鈴木さんの暮らしが羨ましいです。「その(山の)奥にいる、大きな存在を見つめることにしました。」という言葉通り、山に宿る命のようなものを感じて描いておられるのでしょうか。

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