作品



近年の個展
2021 明日の朝、目覚めたら(Chignitta Space/大阪)
2020 明日の朝、目覚めたら(Roonee247 Fine Arts/東京)
2019 その時ぼくは聞こえないふりをする(ギャラリー創/札幌)
2019 竹本英樹展(クロスホテル札幌/札幌)
2018 ベルリン(ギャラリー創/札幌)
近年のアートイベント
2021 インターナショナル・フォト・プロジェクト(Mino Di Vita/イタリア)
2019 YPF 展(Galerie Monstre/フランス)
2015 サロン・アート・ショッピング(カルーセル・ド・ルーヴル/フランス)
2015 ニュー・シティ・アートフェア(hpgrp Gallery/アメリカ)
2015 セレクト展(Resobox Gallery/アメリカ)
2015 GoSee アワード展(UPDATE SATELITE/アメリカ)
2014 Photo Off(フランス)
2014 GoSee アワード展(UPDATE SALON FUR FOTOGRAFIE/ドイツ)
受賞歴
2020 モスクワ・インターナショナル・フォトアワード(ロシア)
2019 モスクワ・インターナショナル・フォトアワード(ロシア)
2018 モスクワ・インターナショナル・フォトアワード(ロシア)
2014 GoSee アワーズ(ドイツ)
2014 Shashin ブックアワード(in between Gallery/フランス)
2008 フォトルシーダ・クリティカルマス(アメリカ)
2007 アリアンス・フランセーズ・フォトコンテスト(日本)
2007 ディーゼル・ニュー・アート(イタリア)
8mmフィルムを使用し世界の日常を撮影。その一コマを抽出し暗室でプリントされた写真から、鑑賞者の記憶へのアクセスを試みる「意識の素粒子」シリーズを世界各地で発表。その独特な世界観と不思議な既視感がhyプカされ、ワールドワイドのコンペティションでの受賞歴も多い。2020 年には、美しく尊い日常をテーマにした2 冊目の写真集、Tomorrow morning when I wake up をroonee 247 fineartsより発売し、個展を同時開催。2021 年にはchignitta space(大阪)、アーバンリサーチとコラボし、作品を使用したTシャツを4種製作。オンラインストアでは売上 1 位から4位を独占した。また、同年に大阪で行われた UNKNOWN ASIA 2021 において、hpgrp GALLERYTOKYO・戶塚憲太郎賞を受賞。2022年7 月には同ギャラリーにて個展を開催する。写真家の森山大道氏は竹本を、在界の断片、日常の細片、時間の破片を、具象と抽象との間(あわい)に昇華させて、イメージの在界に連れ込んだ、希少な写真家と評している。現在フリーランスの写真家、映像作家として活動中。北海道札幌市出身。神奈川県鎌倉市在住。
デジタルフォトの時代にあえて時代の遺物である「8ミリフィルム」を使って撮影し、それを引き伸ばすことで写真作品として発表する竹本さん。忘れ去られた古めかしい機材を使って撮影された写真たちは、ピントも色も淡く、時間も場所もわからない遠い記憶の中に放り出されたような不思議な気分になります。そんな竹本さんの写真に遠い記憶を重ねるファンが多いのも頷けます。