谷藤百音

  • ファッション
  • 立体
  • 絵画

作品

CV

経歴
2017 成安造形大学 ファッションデザインコース 卒業

個展
2018 『Pieces』 KUNST ARZT
2019 『Pieces』 KUNST ARZT

主な受賞歴・グループ展
2015『アート・コスチューム・アートvol.2』ギャラリー小西   
2015『せんのせかい展』 個展 BSギャラリー
2016 SEIAN COLLECTION『Empathy』京都文化博物館・別館
2016 第66回 西宮市展 西宮芸術文化協会賞 受賞
2017 成安造形大学 卒業制作展 2017 出品 優秀賞 受賞 京都市美術館
2017 SEIAN COLLECTION 『いろ』京都文化博物館・別館
2017『キ・レ・イ』gallery サラ
2017 毎日 DAS学生デザイン賞 出品 金の卵賞 受賞
2018 第68回 西宮市展 入選
2020『世界で一枚のシャツ』gallery サラ
2021 SEIAN ARTS ATTENTION 14『Re:Home』成安造形大学
2022『Osaka Indecompe 2022』アトリエ三月

ステートメント・PR

主にグルーガン(エチレン酢酸ビニル(EVA))を使用した作品作りをしています。
グルーガンはホットメルト接着剤やホットボンドと呼ばれる接着剤です。グルーガンで糊(グルースティック)を熱して使用します。
グルーガンで点や線を描いたり、グルーガンが冷えて固まる前に薄く延ばしたりしています。支持体にチュール生地を使用することでグルーガンの独特の質感を活かしながらの制作が可能になりました。自分でもどうしてこれほどまでにグルーガンにこだわっているのか分かりませんがもう7年ほどグルーガンを使用した作品作りをしており、それでもまだまだ様々なアイデアが溢れてきます。
今後はインスタレーション作品や人が着用している写真を作品として残していきたいです。

グルーガンの独特の光沢感をぜひ実際にご覧いただきたいです。

『Patch work』
作成:2022
素材:グルーガン、キャンバス
小さな布を合わせてパッチワークにすると、思ってもみなかった素敵な生地になります。
その小さなかけらが集まって素敵な景色になる様子を絵画で表現しました。

『Cell2021』
作成:2021
素材:グルーガン、チュール
人の身体の形を作る細胞が身体の形も重力も気にせず漂う開放感やただそこにある様子を表現しています。
平面に描いた丸(Cell)たちのパーツを組み合わせ立体的な表現に仕上げました。

『Cell2020』
素材:グルーガン、チュール
人の細胞が身体の形をこえて拡がっていく様子を表現しています。

私は今ある身体の形を超えて自分もしくは他者の精神や肉体が空間へひろがっていく様子を表現しています。様々な表現にチャレンジしたいと考えていますが、制作はいつでも細胞のような小さなピースから始まります。
身体の形が変わるとその人でなくなるのか、形が変わってしまってもその人のままならば、精神だけがその人を形作るものなのか。人の身体がなければ人ではないのか。遠くない未来に出会うかもしれない「人」と交流を持ちたい。…そのようなことを考えながら制作しています。

実行委員コメント

インスタにアップされている他のドレスにも目が釘付けになりました。チュールとアイロンビーズを組み合わせた作品も素敵ですね。応募作品のセルシリーズも浮遊感や特殊能力者の様な見えないものの可視化の表現が面白いです。

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