辻野清和

  • イラスト

作品

CV

大阪生まれ大阪育ち。
10年以上服の販売員として働いたのち、Instagram、アート展覧会Unknown Asiaなどをきっかけにフリーのイラストレーターになる。
New Balanceなどのアパレルコラボや芸能人のグッズ、百貨店の催事イラスト、企業の広告、挿絵など幅広く活動。
Unknown Asia2020 紀陽銀行賞受賞。2021年には個展を開催。
シンプルな人物画を中心に表現を続けており、創作活動のテーマは
「観てくれた人が、少しでも幸せな気分になってもらえるように」
作品は主にInstagramなどで公開。

ステートメント・PR

今回の添付させていただいた作品は、「バナナのある生活」というテーマで描きました。
ある時梅田を歩いているとバナナの皮が落ちていました。漫画のようなシチュエーションに思わず「踏んだら滑るのかな」と、とてもワクワクした気持ちで踏んでみたくなりました。実際には周りの目もありますので踏む勇気は出なかったのですが、「漫画のように滑るんだろうか?」「バナナの皮で滑ったらすごいネタになりそう」などくだらない事を考えているだけで、とても楽しい気分になっている自分に気付きました。
バナナの皮だけでこんなに楽しくなれるなんてバナナは偉大だなと思いました。見方を変えればただのポイ捨てゴミです、むしろ気分の良いものではありません。でもマインドの持ち方ひとつで、それは大きなプラスにもなります。
この時感じた思いをテーマに絵の中のキャラクターにもバナナを投げ込んでいます。
見てくれた方が少しでも楽しいマインドになっていただけたら幸いです。

●画用紙にアクリルガッシュ
●額を含めた大きさ 470×347mm

実行委員コメント

UNKNOWN ASIA参加をきっかけにアパレルのお仕事を辞め、フリーのイラストレーターとして活動し始めた辻野さん、すでにFM802のお仕事はもちろん、いろんなクライアントワークで辻野さんの作品を目にすることが多くなってきました。デスクトップイラストのイラスト仕事から、アクリル手描きのアートピースにも挑戦。今シリーズのテーマ「バナナの皮」ですが、バナナの皮を踏んで滑ることはあっても(あまりないけど)頭に乗っけることはまずないと思うので、アイデアとしては面白いけどそこのこめられたメッセージはちょっと伝わりにくいかなーと思いました。

Translate »