UI

手がすきです。
手は笑ったり泣いたりすることはできませんが、その人自身の人柄や生き様であったり、様々な情景をあらわしたりと、いろいろな表情をみせてくれます。

子供の頃から絵が大好きで、共にとても内向的で人見知りでした。
大人になりコミュニケーションをとる際に相手の目を見て話すことは、私にとって大切かつとても努力しなければならないことの一つです。そんな時、ふと相手の手に目がいってしまいます。
またデッサンも私にとってすごく重要で愛おしい存在になります。
じっと見つめて観察し、線におこし明暗をつけていくという行為の積み重ねが私の基礎をつくったと思っています。
そして常日頃から大事にしていることは、自分自身の内面についてです。経験も成長も人となりも
全て作品ににじみ出てくるので、辛い時も嬉しい時も真っ直ぐに自分に向き合うよう心掛けています。

絵を通して私の美しいと感じたもの、歩んだ人生そのものを共有する作品づくりをしていきたいです。