Ungeziefer

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ウェブサイト

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作品

CV

1950 神戸市生まれ
1976 京都市立芸術大学美術専攻科デザイン専攻修了

個展
1974, 75, 77, 79, 80, 81, 83, 88 ギャラリー16 他
2018 ギャラリー16
2018-21 KG+
2021 京都写真美術館

グループ展
1972, 89, 90, 95 OUR WORKS 展
2017, 18, 19, 20, 21 京都写真展

公募展
1982 第3回日本グラフィック展(フォトグラフィ部門)
1989 JPS展
1997 大阪トリエンナーレ
1998, 99 現代日本美術展
2000 クラコウ国際版画トリエンナーレ
2001 吉原治良賞美術コンクール
2018 JPS展
2019 HIJU GALLERY -Open Exhibition-

受賞
1997 第5回プリンツ 21 グランプリ展 準グランプリ
1998 '98 京都美術工芸展 優秀賞
1999 京展 京展賞
2000 さっぽろ国際版画ビエンナーレ Q 氏賞

ステートメント・PR

ボーダー柄は視認性が高いため、犯罪者や異教徒に着用が強要され、あるいは船乗りが海難事故にそなえ救難着として、身につけてきた。
敵味方の識別を容易にするため、ラグビーのユニフォームにはボーダー柄が多用される。
ピカソやウォーホルはボーダー柄をトレードマークとしていた。
しかしながら、昨今、ボーダー柄がファストファッションのマストアイテムとなるにおよんで、その特権性は失われ、猫も杓子もボーダーレスに纏える無難な装いとして、街に氾濫している。
横断歩道を歩むボーダー柄を見るにつけ、これは一種の擬態だと気付いた。
ともかく平成・令和の風俗誌としてスマホに残しておこうと思った。

実行委員コメント

本来の用途とは真逆の役割を担うようになってしまったボーダー服が、街に擬態する様。普段何とも思っていないところに視点や気づきを与えてくれる作品だと思います。他の作品(切妻屋根の痕跡のための類型学)にも見られるように、一貫して「収集」して「残す」というスタイルが面白いと思いました。

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