カンザキユウスケ

  • その他
  • パフォーマンス
  • レコメンド塩谷舞

作品

CV

最終学歴 成蹊大学 文学部国際文化学科2016年卒
2017年 銀座 うおがし銘茶 触れる茶会にて呈茶
2018年アートアクセスあだち 音まち千住の縁 茶MUSICA
2019年 東伊豆町 雛フェス 雛人形への献茶
2019年 飛騨古川町 色和衣にて 呈茶
2020年 陶芸家井口淳 掛川城個展 呈茶
2022年 淹茶計画 淹茶コンテスト 静岡大会観客賞 全国大会観客賞

アートではない活動、業務としては
2016〜2020 三重県 鳥羽グランドホテルにてウェルカムティー事業
2019〜2020  静岡県 森町にて ウィークリーカフェ主催
2021 明日の静岡茶育成助成金事業として、緑茶とハーブのブレンドティー講座主催
2021〜2022 静岡県森町にて リノベーションプロジェクト主催 現代の茶室論理を考える 茶人のシェアハウス

ステートメント・PR

1993年千葉県生まれ。
安城市(愛知県)拠点。

神﨑悠輔は、伝統的な茶道の実践とは別に、現代的な茶文化の再解釈と再構築をする。

お茶の芸術性においては、儀式的あるいは身体芸術的な茶の側面の切り取りと可能性を探究している。

対人にフォーカスした「おもてなし」の茶ではなく、仏や神に対峙した、

空間や時間そして大いなる存在に敬意を抱き、恐れを抱く、人間と目に見えないものの関係。

お茶を淹れるという単純な行為の身体性、そしてその周縁のプロダクトや配置の考察。

指先の挙動、物の移動、流れる時間の変化。観測者に訪れる五感的、精神的な刺激。

審査員コメント(塩谷舞レコメンド)

お茶が好きなものでどうしても贔屓目に見てしまうかもしれませんが、神崎さんのお茶へのとにかく熱い志に興味があり、一度お茶をいただきたいなぁ、という好奇心から選出させていただきました。 ただ、もしアートフェアの場で、お茶のパフォーマンスをするとしたら。それは相応しいのだろうか? と、かなり長い時間悩んでしまいました。外に向けてのカオスなエネルギーが渦巻く場と、お茶の世界は相反するものかもしれない。それはサンバカーニバルでお琴を演奏するくらい、むずかしいことのようにも思えます。 でも神埼さんのnoteを拝読して、そんなことも折り込み済みかな? と感じたため、選出させていただきました。

実行委員コメント

■ 今回、カンザキさんのパフォーマンスや人柄に接して感じたことは、アートは英語で「技術」という意味があり、語源には「才能」という意味があり、カンザキさんにはその両方があり鑑賞者に「アート」を披露してくださいました。色々な制約の中でのパフォーマンスでしたが、多くの方にとってこれまでにない鑑賞体験だったはずです。お茶を淹れるスイッチが入ってからの全身から放たれるエネルギーは芸術そのもの。茶道具もレディメードを彷彿させる。そして、塩谷舞審査員レコメンド獲得、おめでとうございます。

■ 神崎さんのエントリー動画を見たとき、谷崎潤一郎の小説の一節「真に美しい人は指の先まで抜かりなく美しくできている」という言葉を思い出しました。体の先端にまで抜かりなく意識が張り巡らされていて、尚且つその所作が呼吸をするかの様に自然。さらにお茶文化への情熱と自分なりの表現への昇華が素晴らしい。茶器に使用されている道具も花器を用いていたり、独自性が面白いと思いました。

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