作品



略歴
1985年 岡山県岡山市生まれ。東京都在住。
2009年 東京造形大学絵画専攻卒業後、四谷アート・ステュディウムに在籍。
展覧会
2022年「FACE2022」SOMPO美術館/東京都新宿区
2022年「全日本アートサロン絵画大賞展」新国立美術館/東京都港区
2022年「長亭GALLERY展2021」長亭GALLERY/東京都中央区
2021年「世界絵画大賞展2021」東京都美術館/東京都台東区
2021年「第39回上野の森美術館大賞展」上野の森美術館/東京都台東区
2021年「ACTアート大賞展優秀賞受賞者展」The Artcomplex Center o館/東京都港区
2017年「感覚と世界が近づくために」(個展)点と未来デザインラボラトリー/東京都調布市
2016年「芸術祭」(招待枠)多摩美術大学/東京都八王子市
2016年「調布会」ギャラリーみるめ/東京都調布市
2015年「Masayuki Kawabata/Tatsurou Shinohara」ランプ坂ギャラリー/東京都新宿区
2015年「調布会」トコン・ダラーム・バサール・ウタラ/東京都調布市
2015年「Buy Now展」GalleryK/東京都中央区
2010年「a means scattering ceremon(豆まきと手段)」Gallery Objective Correlative/東京都新宿区
2009年「いつ仕事はパブリックになるか?」Gallery Objective Correlative/東京都新宿区
2009年「平成21年度第32回東京五美術大学連合卒業・修了制作展」国立新美術館/東京都港区
2008年「vision」相模原市民ギャラリー/神奈川県相模原市
受賞歴
2022年 長亭GALLERY展2021/東京 入選
2021年 FACE2022/東京 入選
2021年 SHIBUYA ART AWARDS 2021/東京 佳作
2021年 全日本アートサロン絵画大賞展/東京 入選
2021年 世界絵画大賞展2021/東京 入選
2021年 第39回上野の森美術館大賞展/東京 入選
2021年 ACTアート大賞展/東京 優秀賞
2021年 清須市第10回はるひ絵画トリエンナーレ/愛知 佳作
『テーマについて』
「中心のない世界」をキーワードに絵を描いています。
中心のない世界って何だろうと考えた時、私が思いつくのは記憶です。記憶とは、見たもの・感じたことを自然に覚えて、それらを使って日々の生活を送っています。しかし、記憶がどうなっているのか見たり確かめたりすることはできません。そして、リンゴ一つを思い浮かべても人それぞれの記憶は微妙に違いがあると思います。しかし、そのような記憶は、曖昧だけど確かにあるものと言えます。その捉えどころの無さとして、何を中心とすれば良いのか分かりません。
そして、花をモチーフとして使っています。
花の中心(メシベやオシベがあるところ)を画面からはみ出すように構成します。これは、リヒターの《エディ》という作品からヒントを得ました。 《エディ》は後ろ向きの女性の姿を描いている絵画で、私はこの女性を「不特定多数」の 人として見ることができると思います。
この「中心のない世界・記憶・不特定多数」というテーマを軸にして制作しています。
中心のない世界・記憶・不特定多数」というテーマのもと、作品を制作されている河端さん。「花の中心」「オシベとメシベ」「リヒターのエディ」などたくさんのヒントを前に、絵画と対峙しました。花の中心と言うイメージの想像はつきませんでしたがウネウネと伸びる線に生命力を感じました。コンスタントにコンペや展覧会を経験されておられますね。今回「はるひ美術館」での受賞歴のあるクリエイターさんの応募もたくさんありました。